現品から識別可能な製造業向けAIソリューション、AI検査を容易に:FAニュース
エイムネクストは、部品、製品の識別や簡易検査が可能な製造業向けAIソリューションの提供を開始した。現品票がない部品でも、現品からその場で簡単に識別し、情報を取得できるため、識別番号の特定作業などを削減する。
エイムネクストは2019年11月14日、部品、製品の識別や簡易検査が可能な製造業向けAI(人工知能)ソリューション、「Ai2(エーアイスクウェア)」の提供を開始した。提供価格は、基本的なソフトウェア部分が20万円から、AIに関するハードウェア部分は5万円から。カスタマイズや、学習方法を最適化するサポートなどについては都度見積もりとなる。
同ソリューションは、伝票が添付しづらい形状の部品など現品票がない製品を、その場で簡単に識別できる。これにより、誤った部品の組み付けを防止し、部品特定作業を削減する。
また、部品番号を識別しなくても、現品から必要な関連情報を容易に取得できるため、現場で情報が活用しやすくなる。識別番号の入力作業も不要になる。
同社では、Ai2を、ハンディタイプか固定かといった利用形態や、識別の難易度、精度、スピードなどの性能を顧客ニーズに合わせてカスタマイズし、「ハードウェア」「ニューラルネットワーク」「学習方法」などを最適化して提供する。
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