「SC-1」は、2017年9月から沖縄科学技術大学院大学学園(OIST)のキャンパスで、実証実験を開始している。実証実験はOIST Integrated Open Systems Unit(北野ユニット)との共同研究で進めている。各種走行試験に加え太陽光など自然エネルギーの利用も含めた電力利用や、走行時の消費電力の低減、最適化の考察を行う。
コネクテッドカーがもたらす自動車データ流通の衝撃
コネクテッドカーによって自動車データが流通する未来に向けて、転換期を迎える自動車業界。米国ミシガン州で開催された「TU-Automotive Detroit 2017」のレポートを通してその激動をお伝えする。次代のアマゾン、ウーバーといわれる、自動車データ流通で注目を集めるベンチャー・Otonomo CEOのベン・ボルコフ氏へのインタビューも行った。
モノがつながる社会の中でクルマの価値をいかに高めるか
通信機能を持つクルマ、いわゆる“コネクテッドカー”の普及が進んでいる。「Teradata Universe Tokyo 2015」でVolvo CarsのJonas Ronnkvist氏が、コネクテッドカーの普及が自動車業界にもたらす変化とボルボの未来を見据えた自動車開発について語った。
3D CADで作った3Dデータを生かし切るVRとARの進化
AI(人工知能)と同じく2016年にブームを迎えたVR(仮想現実)。2017年以降、このVRが、製造業や建設業の設計開発プロセスに大きな変化を与えそうだ。AR(拡張現実)についても、「デジタルツイン」をキーワードに3D CADで作成した3Dデータの活用が進む可能性が高い。