8kW発振器を搭載した高出力ファイバーレーザー加工機FAニュース

ヤマザキマザックは、8kW発振器を搭載したファイバーレーザー加工機「OPTIPLEX FIBER III(8kW)」シリーズを発表した。高出力化と送り軸の加速度向上により、生産性が大幅に向上。厚板軟鋼の窒素加工にも対応する。

» 2017年09月13日 07時00分 公開
[MONOist]

 ヤマザキマザックは2017年8月30日、8kW発振器を搭載したファイバーレーザー加工機「OPTIPLEX FIBER III(8kW)」シリーズを発表した。高出力化と送り軸の加速度向上により、生産性が大幅に向上。厚板軟鋼の窒素加工にも対応するなど、高い加工性能を備えた。

 CNC装置は、19インチの大型タッチパネルを採用した「MAZATROL PreviewG」を搭載し、加工プログラミング時の操作性を高めた。また、レーザー光を制御するマルチコントロールトーチやインテリジェント機能、加工条件の一元管理および他機への展開を容易にする加工条件ネットワーク共有機能などの実装により、加工品質を高め、段取り時間を削減した。オプションとして、QRコードの読み取りで加工プログラムを呼び出すQRコードリーダー機能も用意した。

 自動化対応では、同社のシステム「EMC(Extensible Manufacturing Cell)」「QUICK CELL 3015」の他、システムインタフェースのオープン化により、他社製システムとの接続にも対応する。

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