共通の設計コンセプトで統一したFA機器の第3弾FAニュース

オムロンは、商品仕様を共通の設計コンセプトで統一したFA機器の第3弾となる4カテゴリー36形式を発売した。採用実績のあるユーザーの生産現場で需要の高かった製品のラインアップを強化し、配線作業の簡素化を実現した。

» 2017年04月12日 07時00分 公開
[MONOist]

 オムロンは2017年4月3日、商品仕様を共通の設計コンセプトで統一したFA機器の第3弾となる4カテゴリー36形式を発売した。採用実績のあるユーザーの生産現場で需要の高かった製品のラインアップを強化し、配線作業の簡素化を実現した。

 主な追加ラインアップは次の4つ。5.2mm/6.2mm幅の多段ラインアップを追加し、対応する最大適合電線を拡大した端子台「形XW5T」、渡り配線に対応するI/Oリレーターミナル「形G70V」、SEMI-S2規格の改訂に対応するプラスコモン出力タイプの漏液検出器「形K7L-B」、30Wのスイッチング・パワーサプライ「形S8VK-S」だ。

 同社は設備や制御盤メーカーの小型・省スペース化、納入の短納期化、グローバル化への対応といった要望に応えるため、FA機器のデザインとサイズを統一して独自の配線方式「プッシュインPlus端子台」を共通に備えた商品群の第1弾を2016年4月に、第2弾を同年10月に発売。現在、7000社以上の生産現場で採用されている。

photo 端子台「形XW5T」
photo I/Oリレーターミナル「形G70V」
photo 漏液検出器「形K7L-AT50DPB/-UDPB」
photo 30Wのスイッチング・パワーサプライ「形S8VK-S」

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