三菱マテリアルは、ヘッド交換式エンドミル「iMXエンドミル」シリーズに制振ラジアスヘッドの新製品を追加した。制振ラジアスヘッドに不等リードを採用することで、難削材や突出しの長い加工においてもびびりの抑制が可能になった。
三菱マテリアルの加工事業カンパニーは2016年12月1日、ヘッド交換式エンドミル「iMXエンドミル」シリーズに、難削材加工用の制振ラジアスヘッドの新製品を追加した。4枚刃制振ラジアスヘッド「MX-C4HV」21型番とクーラントホール付き4枚刃制振ラジアスヘッド「IMX-C4HV-S」29型番で、価格は1万500〜4万4500円(税別)となる。
iMXエンドミルシリーズは、ヘッドとホルダの締結面を全て超硬製とすることで、ソリッド工具に近い剛性を備えている。多彩なヘッド交換が可能で、経済性に優れ、高精度・高剛性・高能率な加工を特徴とする。
今回発売された制振ラジアスヘッドは、不等リードの採用により難削材や突き出しの長い加工においてもびびりの抑制が可能になった。また、各切れ刃にクーラントホールを配置したIMX-C4HV-Sでは、常に安定したクーラント供給を可能にした。
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