安川電機は、小型タイプのダイレクトドライブモーター「SGM7Fモデル」を発表した。スロットワインディング構造を採用し、24ビットシリアルエンコーダを搭載したことで、装置の小型化と高精度化に対応する。
安川電機は2016年6月22日、ACサーボドライブ「Σ-7」シリーズに、小型タイプのダイレクトドライブモーター「SGM7Fモデル」を追加したと発表した。従来のダイレクトドライブモーター「SGMCVモデル」(Σ-Vシリーズ)と「SGMCS中容量モデル」(Σ-IIIシリーズ)を、Σ-7シリーズとして一新したものとなる。
SGM7Fモデルは、鉄心にコイルを巻いたスロットワインディング構造を採用することで、小型化している。また、24ビットシリアルエンコーダを搭載し、装置を高精度化を図った。軸振れ/面振れの高機械精度にも、標準で対応している。
モーター外径は、Φ100/135/175/230/280/360mmの6種をそろえた。現在、外径Φ135/175/230mmを販売中で、同Φ100/280/360mmは2016年8月に発売の予定。主に、半導体製造装置/ラベル印刷機/メディアタッチパネル製造装置/電子部品実装装置/液晶製造装置/太陽電池製造装置などの用途向けとなる。
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