富士電機は、汎用インバーター「FRENIC-Mini(C3)」を発売した。従来製品比で約15%小型化し、スマートフォンなどから運転状況をモニタリングできる機能を追加したほか、配線作業時間を約75%削減する端子台を採用した。
富士電機は2026年1月8日、生産設備の省スペース化とDX(デジタルトランスフォーメーション)化を支援する汎用インバーターの新製品「FRENIC-Mini(C3)」を発売したと発表した。工作機械や産業用ロボット、ファン、ポンプなどのモーター回転数を制御する。
同製品は、高効率なパワー半導体の搭載と放熱性を高めた回路設計により、従来機種「FRENIC-Mini(C2)」比で横幅を約15%短縮した。また、1台で2種類の出力電流に対応できる「2重定格」を採用。5.5kWのファンを駆動させる際に、1定格小さい3.7kWの製品で対応可能となり、制御盤内の省スペース化とコスト削減を両立する。
DX支援機能として、Bluetooth通信を介してスマートフォン、タブレットからパラメーターの読み出しや運転状況の確認ができる専用アプリに対応。本体にはUSBポート(Type-C)を備え、主電源がない状態でもPCからの給電で設定作業が行える。さらに、電線を差し込むだけで接続できるスプリング制御端子台の採用により、配線作業時間を従来比で約75%削減し、作業の均質化にも貢献する。
製品ラインアップは、3相200V(0.1〜15kW)や3相400V(0.4〜15kW)、単相200V(0.1〜2.2kW)をそろえ、単相100Vモデル(0.1〜0.75kW)も2026年中に発売する予定だ。
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