富士電機は、導入時のシステム構築が不要なプログラマブル表示器「製造ライン監視パッケージ Powered by MONITOUCH X1 Series」の販売を開始した。従来システムと比較して、運用開始までの期間を約33%短縮できる。
富士電機は2025年7月28日、初期設定のみで製造ラインに適用できるプログラマブル表示器「製造ライン監視パッケージ Powered by MONITOUCH X1 Series」の販売を開始した。
同製品は、制御機器や計測機器から取得した稼働データをタッチパネル上で可視化できる表示器で、従来は可視化システムに必要だった構築作業を不要にする。
独自の情報処理手法を汎用演算ツールに組み込んだ「設備状態見える化アプリ」により、設備との接続と簡単な設定だけで、最大30台までの生産設備を対象にエネルギー使用量や生産進捗状況、製品の品質、ボトルネック工程などをリアルタイムで表示できる。
従来の稼働監視システムと比較して、運用開始までの期間を約33%短縮可能。導入コストも約60%削減できる。
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