ロボット生産で世界最多の累計40万台を達成:FAニュース
ファナックは、1977年の量産開始以来、産業用ロボットが世界最多の累計40万台に達したと発表した。
ファナックは2015年12月1日、同社開発の産業用ロボットが、世界最多の累計40万台を達成したと発表した。40万台に達したのは同年11月末。同社が1977年に作業用ロボットの量産を開始して以来、38年間の累計となる。
同社では現在月間5000台のロボットを製造可能。全てのロボットは、高度に自動化された、山梨県の本社工場群内で製造されている。
ベストセラー ロボット FANUC Robot R-2000iシリーズ
最新の協働ロボット FANUC Robot CR-35iA
FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
- 熟練技術者のスキルを8時間で獲得、ファナックが機械学習ロボットを披露
ファナックは「2015 国際ロボット展」で、Preferred Networks(PFN)と提携して開発している産業用ロボットへの機械学習の適用事例を披露した。機械学習により熟練技術者が数日間かかるティーチングの精度を、8時間で実現したという。
- いまさら聞けない産業用ロボット入門〔前編〕
日本は「ロボット大国」とも呼ばれていますが、その根幹を支えているのが「産業用ロボット」です。それは世界の産業用ロボット市場で圧倒的に日本企業がシェアを握っているからです。では、この産業用ロボットについてあなたはどれくらい知っていますか? 今やあらゆるモノの製造に欠かせない産業用ロボットの本質と基礎を解説します。
- いまさら聞けない産業用ロボット入門〔後編〕
日本が「ロボット大国」とも呼ばれる中、中心を担う産業用ロボットの概要と将来像について紹介する本企画。〔後編〕では、産業用ロボットと最新技術と将来像について、紹介したいと思います。
- ロボットによる“殺人”は、工場の“自律化”に危機をもたらすか
ドイツの自動車メーカー フォルクスワーゲンの工場で、産業用ロボットによる事故が発生した。インダストリー4.0などで、工場やロボットの自律化への動きが注目されているが、製造現場ではこの事故をどう受け止めるべきだろうか。
- 「ロボット大国だとは全く思っていない」〜産業用ロボット世界シェアNo.1の安川電機(前編)
日本は産業用ロボットの出荷台数・稼働台数で世界一を誇る。一番多く作って、一番多く使っているのだ。自動車の大量生産を追い風に、1970年代後半、国内で初めてオール電気式の産業用ロボットを発売し、今なおロボット開発に情熱を注ぎ続ける安川電機に、産業用ロボット市場の動向について伺った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.