減衰がある場合のラグランジュの方程式の適用例として、図4に示す3自由度系を考える。このとき、マス(質点)は摩擦なく動くものとする。
図4の運動エネルギー、弾性エネルギー、散逸関数は、
となる。これから、
となるので、運動方程式は下記となる。
次回から数回にわたって1Dモデリングの目的、その実現のための基礎や本質について、いま一度原点に立ち返って考えてみたい。 (次回へ続く)
大富浩一(https://1dcae.jp/profile/)
日本機械学会 設計研究会
本研究会では、“ものづくりをもっと良いものへ”を目指して、種々の活動を行っている。1Dモデリングはその活動の一つである。
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