プリセッタ全自動計測システムに新品刃具を自動供給する拡張ユニットFAニュース

共立精機は、全自動計測システムの無人稼働をサポートする「刃具ストッカ」を発売した。プリセッタ全自動計測システムの新品刃具の供給と管理を完全自動化する。

» 2021年01月13日 07時00分 公開
[MONOist]

 共立精機は2020年12月1日、全自動計測システムの無人稼働をサポートする「刃具ストッカ」を発売した。価格はオープン。新品刃具の供給と管理を完全自動化する。

 刃具ストッカは、プリセッタ全自動計測システムの拡張ユニットとなる。さまざまな新品刃具を自動供給するモジュラータイプのため、プリセッタ全自動計測システムを24時間、無人で稼働させることができる。

キャプション 「刃具ストッカ」の使用イメージ 出典:共立精機

 モジュラータイプのユニットにより、列数やマガジンポット数を増減でき、刃具の種類や数量など要望に合わせてフレキシブルに対応する。ストックしている刃具の消費状態は、タッチパネル上に表示。一定数より新品刃具のストックが減ると、在庫切れのアラーム信号を出力する。工場の基幹システムと連携して、在庫管理や自動発注にも対応する。

 段数3段、列数2列で、基本の収納本数は17本/段。仕様によって、列数を増設、収納本数を増減できる。マガジン部は、刃具収納長さが1、2段目100〜150mm、3段目100〜200mm。ポット径はφ20で、スリーブにて刃具シャンク径に対応する。本体サイズは1373×520×732?、重量は約200?となっている。

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