米Rockwell Automationは、HMIソリューション「PanelView 5310グラフィックターミナル」の提供を開始する。ターミナルで使用できるディスプレイサイズは、7、9、12インチ。6インチのディスプレイオプションも、2018年中に発売予定だ。
米Rockwell Automationは2018年1月11日(現地時間)、HMIソリューション「PanelView 5310グラフィックターミナル」の提供を開始すると発表した。最大50のHMI画面のアプリケーション向けに設計。ターミナルで使用できるディスプレイサイズは、7、9、12インチ。6インチのディスプレイオプションも同年中に発売予定だ。
エンジニアはPanelView 5310ファミリーを使用して、緊密に統合されたオートメーションシステムをより小さなアプリケーションにスケールダウンできる。また、企業は強化された統合を使用して、ハード配線されたボタンの代わりに高速ジョグボタンを作成可能だ。
また、Rockwell SoftwareのStudio 5000設計環境により、再利用可能なフェースプレート、画面およびカスタムグラフィックを作成して、開発時間を短縮できる。これらのオブジェクトは、Logixアドオン命令と、さまざまなユーザー定義データタイプにシームレスに統合される。
開発環境で実行プロジェクトをテストできるエミュレーション機能を搭載。これによりPanelView 5000ハードウェアを使用せずに変更や生産の中断が可能だ。
さらに、スマートフォンやタブレット、またはPCを使用して離れた場所から稼働状況をモニターできるVNC接続を装備。問題が発生した時は、データロギング機能などを用いて、パネル上で容易にトラブルシューティングできる。
Studio 5000 View Designerアプリケーションを使用せずに、リムーバブルメディアから直接PanelView 5310グラフィックターミナルにプロジェクトをロードできるので、情報を迅速に回復し、プロジェクトの更新も可能だ。
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