デジタルは、安川情報システムとの協業によるワンストップIoTソリューションの提供開始を発表した。同社の表示器と安川情報システムのクラウドサービス「MM Cloud」との接続が、3ステップで設定できるようになる。
デジタルは2017年7月28日、安川情報システムとの協業によるワンストップのIoT(モノのインターネット)ソリューションの提供開始を発表した。今回の協業により、安川情報システムのクラウドサービス「MM Cloud」と表示器間のプログラムレスな接続が可能になる専用ドライバーをPro-faceが開発する。
Pro-faceの画面作成ソフトウェア「GP-Pro EX」と専用ドライバーにより、3つのステップでクラウド接続が設定可能になる。クラウドサービスの導入が容易になることで、製造現場のIoT化をワンストップで実現するという。また、AI(人工知能)や機械学習を活用した故障予知サービス「MM Predict」を併用することで、MM Cloudで蓄積したデータを機械学習し、故障予知が可能になる。
今後は、クラウドサービスの協業以外にも、安川情報システムが提供するIoT/M2M通信機器「MM Link-3G」と、Pro-faceのHMIで構成する遠隔監視ソリューションも提案する。
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