横河電機の可視化ツールに新ラインアップ、組織各レベルのデータを統合FAニュース

横河電機は、「OpreX Connected Intelligence」の新ラインアップとして「OpreX Intelligent Manufacturing Hub」を発売した。組織の各レベルにおいて、KPIやワークフロー、レポートなどのデータを可視化する。

» 2025年04月07日 13時00分 公開
[MONOist]

 横河電機は2025年3月12日、「OpreX Connected Intelligence」の新ラインアップとして「OpreX Intelligent Manufacturing Hub」を発売した。

 OpreX Intelligent Manufacturing Hubは、プラントの運用と制御を最適化するOT(Operational Technology)とITに関するデータを単一のデータベースに統合し、豊富な機能を持つダッシュボードで可視化するソリューションだ。現場から経営層まで組織の全レベルにおいて、KPI(重要業績評価指標)やワークフロー、レポートなどのデータが可視化されるため、迅速な意思決定に必要な情報にアクセスできる。

キャプション 上:KPIダッシュボードの例、下:RPAによる組織全体の接続性[クリックで拡大] 出所:横河電機

 また、RPA(Robotic Process Automation)の活用により、定型的な手作業を自動化し、レポート作成の工数を大幅に削減する。専門的なプログラミング知識を必要としないローコード、ノーコードのプラットフォームのため、利用者が自らRPAソフトウェアを作成可能だ。顧客のニーズに応じて、同社がシステムを構築することもできる。

 より詳細なデータ分析や、根本的な原因の探究を支援する同ソリューションは、石油やガス、化学、電力、食品、医薬品など幅広い産業に適している。

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