ACサーボアンプを従来比最大15%の省電力化FAニュース

山洋電気は、ACサーボアンプ「SANMOTION R」3E Modelに、AC400Vタイプを追加した。保持ブレーキ機能に加え、位置制御・速度制御・トルク制御などの制御機能を搭載している。

» 2017年02月22日 07時00分 公開
[MONOist]

 山洋電気は2017年2月7日、ACサーボアンプ「SANMOTION R」3E Modelに、AC400Vタイプを追加したことを発表した。従来品に比べて消費電力を最大15%、待機電力を29%削減した。発売は2017年3月1日の予定で、半導体製造装置や工作機械、一般産業機械などでの用途を見込む。

 サーボアンプには、保持ブレーキ機能を標準装備した。ブレーキの制御回路を必要としないため、配線を減らすことができる。通電がない時にはモーターの位置を保持し、加工対象物の落下などを防止する。他に、位置制御や速度制御、トルク制御などの制御機能も搭載した。

 制御回路電源は24Vで、主回路電源は380〜480V。同社の0.55〜5.5kWのサーボモーターに対応する。安全機能であるセーフトルクオフ機能のあり/なし2タイプをそろえ、それぞれアンプ容量25/50/100Aを用意した。

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