2016年10月~2017年3月にかけては実際に8つのプラットフォームで活動を開始する。8つのプラットフォームは以下の通りである。
プラットフォームについては2016年度は8つで開始するが、2017年度以降には拡大も検討しているという。ただ「8つのプラットフォームで活動を進め、今後はさらに増えてくると考えているが、それぞれが重複するような増やし方はしない。今後もそれほど多くはならないのではないか」と西岡氏は語っている。
既にIVIの1次募集により、データ連携基盤を提供するプラットフォーマーとして、富士通や東芝、ソフトバンクなどの9社が応募。今後10月末までの2次募集を経て、2016年度の活動のプラットフォーマーを決定する。
今後は、このプラットフォーマーを含めて2016年末までにプラットフォームのパイロット実装を行い、実現可能性を検証。2017年3月までに本実装を行い、実際に業務上の高価を得られたかどうかを検証し「IVIプラットフォーム」の価値を測るとしている。
西岡氏は「2015年度も実証を含めたリファレンスモデル作りを行ってきたが、今回はプラットフォームの実装なので『動いた』というレベルでは満足できないと考えている。実際にIVIプラットフォームを活用したことで、コストや手間、時間などをどれだけ削減できたか、というようなビジネス価値や、過程なども評価していきたい」と述べている。
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