日立製作所は、中外製薬子会社の中外製薬工業が新設する、バイオ抗体原薬生産プラント設備において、設計・調達・建設までの一式を受注したと発表した。
日立製作所は2015年12月16日、中外製薬子会社の中外製薬工業が新設する、バイオ抗体原薬生産プラント設備において、設計・調達・建設までの一式を受注したと発表した。
同プラントは、バイオ医薬品を継続的に創出し、商用生産を見据えて生産能力を拡充させる目的で新設され、後期開発用治験薬および初期商業用のバイオ抗体原薬を生産する。
日立は約70年にわたるバイオ医薬品プラント事業と300件以上に上る生産プラントの納入実績を持つ。さらに独自の高度な培養シミュレーションを用いた培養設備の品質・生産性向上を可能にする設計、エンジニアリング力が評価された結果、今回の受注につながったという。
着工は2016年1月、2018年7月に完工予定だ。
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