FFTアナライザのJCSS校正サービスを開始FAニュース

小野測器は、電気(直流・低周波)区分のJCSS登録事業者として、FFTアナライザのJCSS校正サービスを開始した。

» 2015年07月01日 07時00分 公開
[MONOist]

 小野測器は2015年6月15日、電気(直流・低周波)区分のJCSS登録事業者として、FFTアナライザのJCSS校正サービスを開始したと発表した。

 同社は、2005年に製品評価技術基盤機構認定センターから、音響・超音波区分でのJCSS校正事業者として登録。その後、2012年に振動加速度区分、2013年にトルク区分、2014年に流量・流速区分で登録された。

 今回、新たに電気(直流・低周波)区分が登録されたことで、交流電圧測定装置としてのFFTアナライザのJCSS校正証明書の発行が可能になった。国際MRA対応認定事業者でのFFTアナライザのJCSS校正サービスは、国内では同社が初めて。これにより、同社が販売してきたFFTアナライザは、全てJCSS校正対象になる。

 校正範囲は、100mV(1kHz)、1V(1kHz/10kHz/20kHz/50kHz/70kHz/100kHz)、10V(1kHz/10kHz/20kHz/50kHz/70kHz/100kHz)。同社では今後、自社製品に加えて国内外の計測器のJCSS校正も受け入れるなど、体制を強化するとしている。

photo CF-9000シリーズ 2ch/4ch FFTアナライザ

FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


関連キーワード

FA | FAニュース


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.