小野測器は、電気(直流・低周波)区分のJCSS登録事業者として、FFTアナライザのJCSS校正サービスを開始した。
小野測器は2015年6月15日、電気(直流・低周波)区分のJCSS登録事業者として、FFTアナライザのJCSS校正サービスを開始したと発表した。
同社は、2005年に製品評価技術基盤機構認定センターから、音響・超音波区分でのJCSS校正事業者として登録。その後、2012年に振動加速度区分、2013年にトルク区分、2014年に流量・流速区分で登録された。
今回、新たに電気(直流・低周波)区分が登録されたことで、交流電圧測定装置としてのFFTアナライザのJCSS校正証明書の発行が可能になった。国際MRA対応認定事業者でのFFTアナライザのJCSS校正サービスは、国内では同社が初めて。これにより、同社が販売してきたFFTアナライザは、全てJCSS校正対象になる。
校正範囲は、100mV(1kHz)、1V(1kHz/10kHz/20kHz/50kHz/70kHz/100kHz)、10V(1kHz/10kHz/20kHz/50kHz/70kHz/100kHz)。同社では今後、自社製品に加えて国内外の計測器のJCSS校正も受け入れるなど、体制を強化するとしている。
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