サイバーダインは、福島県郡山市において、「次世代型多目的ロボット化生産拠点(仮称)」の起工式を実施したと発表した。新拠点では、医療機器やロボットの国際安全規格を満たすHALの各種タイプなどの製品群を生産する。
サイバーダインは2015年5月12日、福島県郡山市において、「次世代型多目的ロボット化生産拠点(仮称)」の起工式を実施したと発表した。
同社の次世代型多目的ロボット化生産拠点は、福島県による「福島医療・福祉機器開発・事業化事業費補助金」を活用して設置される。現在福島県は、オリンパスメディカルシステムズなどの大手医療機器製造企業の生産拠点や、その生産を支える中小企業が数多く存在し、一大クラスタを形成している。同社では、医療機器の生産に必要な部材・人材の供給が期待できることから、同県に新たな拠点の設立を決めた。
新拠点の建屋は延べ床面積約3283m2で、2016年3月末に操業を開始する。医療機器やロボットの国際安全規格を満たすHALの各種タイプ、その他のロボット、生理・健康管理デバイスなどの製品群を生産する予定。
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