パナソニック デバイスSUNX、デマンドレスポンス対応コントロールユニットを製品化FAニュース

クラウドサービスと連携し複数拠点の電力使用量の一括管理や遠隔制御や気象状況に応じた制御が可能。

» 2014年03月14日 11時00分 公開
[MONOist]

 パナソニック デバイスSUNXは2014年2月3日、複数拠点の電力使用量の一括管理や遠隔制御を簡単に行える「EcoLogiX(エコロジックス)デマンドレスポンス 対応コントロールユニット UELC2000」を製品化し、受注を開始したと発表した。

 新製品は、日本IBM、富士ソフトのクラウドサービスと接続することで、状況に応じた最適な力使用量を制御することができる。例えば、生産システムと連携することで工場の生産設備とオフィスエリアの電力使用量を調整できる。本社と支店など複数拠点を有する特定事業者、工場、チェーン店、ビル、病院、自治体などで電力使用量の一括管理・遠隔制御が容易に行え、拠点毎のばらつき改善に役立ち総電力使用量を削減できる。

 クラウド上の天気予報の情報をもとに電力使用量を予測し設定温度の制御パターンを変更、その日の気象状況に応じた制御を自動で行うことも可能。さらにPMV(Predicted Mean Vote、快適性評価)や温度、湿度などの環境パラメータ要素を制御に取り込むことで、省エネと快適性の両立が可能になる。接続できるクラウドサービスは順次拡大の予定。

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