有線HART通信に対応機種を2014年5月、RS485Modbus通信に対応機種を2014年7月に発売。
横河電機は2014年2月4日、プラントで使用される有線フィールド機器や分析計などに取り付けて、ISA100 Wirelessに準拠した機器として使用できるマルチプロトコルアダプターを開発したと発表した。新製品の第1弾として有線HART通信に対応した機種を2014年5月から、RS485 Modbus通信に対応した機種を同年7月から販売する予定だ。
アダプター内蔵の大容量リチウムイオン電池でフィールド機器や分析計などへ給電が可能で、給電用のケーブルも含めて配線が不要になる。また、電池残量の推測値を日数換算して上位システムに表示することもできる。防塵・防水に対応した屋外型や、引火性のガスがある場所で使用できる防爆型のマルチプロトコルアダプターも順次発売する予定。
さらに、今後、FOUNDATIONフィールドバス、PROFIBUSなど、多様な有線フィールド通信規格のフィールド機器や分析計などに対応した機種を順次開発予定だ。
横河電機、プラント向けセンサをフィールド無線に対応させる、アンテナ一体型無線通信機を発表
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