出力0dBm、データレート280Gbps:
高速/高出力の300GHz帯信号生成システムを実現 6G開発に弾み
日本電信電話(NTT)とNTTイノベーティブデバイスおよび、Keysight Technologiesは、高速無線通信などに用いられるJ帯フルバンド(220G~325GHz)をカバーする「増幅器モジュール」と、信号のひずみを高い精度で補償できる「測定システム」を開発した。これらを組み合わせ、300GHz帯で0dBmという高い出力と、280Gビット/秒という高速データレートの信号生成に成功した。(2025/6/16)
ロボット開発ニュース:
自律移動ロボットとのGbps級テラヘルツ帯通信および光通信の実証に成功
デクセリアルズは、自律移動する警備ロボットとのGbps級THz帯通信の実証と、THz帯と光無線の縦続接続通信の実証に成功した。(2025/6/13)
メッシュWi-Fiルーター「eero」にWi-Fi 7対応エントリー/ミドルレンジモデル登場 既存モデルは値下げ
Amazon.com傘下のeero(イーロ)が手掛けるメッシュ無線LANルーターに新モデルが登場する。最新のWi-Fi 7(IEEE 802.11be)規格対応モデルをエントリー/ミドルレンジにも投入することで、バリエーションを拡大する。(2025/6/10)
ドコモの無料Wi-Fi「d Wi-Fi」が12月ドコモ回線必須に キャリアフリーは「都度利用機能(仮)」に移行
NTTドコモの公衆無線LANサービス「d Wi-Fi」が、12月をめどにサービス改定を行う。利用にはドコモ回線の契約が必須となり、キャリアフリー(ドコモ回線とのひも付けのない)dアカウントユーザーは利用できなくなる。ただし、代替策として2026年内に「都度利用機能(仮)」を用意する予定だ。(2025/6/9)
JTOWER、ドコモから取得した鉄塔でキャリア4社の共用開始 オープンRAN対応の5G共用無線機も発表
JTOWERがは6月6日、通信事業者から取得した通信鉄塔において、4キャリアによるタワーシェアリングの運用を初めて開始すると発表した。沖縄県の鉄塔にて、各キャリアの準備が整い次第、順次運用をスタートさせる予定だ。あわせて、JTOWERは国内で初めてとなるオープンRAN対応の5G Sub6帯域共用無線機の開発を完了した。(2025/6/6)
スマートコンストラクション:
トンネル工事で無線電子雷管を使用した試験発破に成功、大成建設
大成建設は、国土交通省東北地方整備局発注の道路トンネル工事で、無線電子雷管を用いた試験発破に成功した。(2025/6/6)
長野日本無線:
画像も送れるLPWA 「Wi-SUN FAN 1.1」認証取得のモジュールを展示
長野日本無線は「ワイヤレスジャパン×ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2025」で、Wi-SUN FAN 1.1の認証を「世界で初めて」(同社)取得した無線モジュールを展示した。(2025/6/3)
組み込み開発ニュース:
ソフトウェア無線とミリ波通信モジュールによるローカル5Gミリ波対応基地局を開発
東京大学と村田製作所は、SDRを活用した小型ローカル5G基地局とミリ波通信モジュールを組み合わせ、ローカル5Gミリ波基地局を開発した。市販端末との接続検証では、いずれも良好なスループット性能が得られた。(2025/6/3)
COMPUTEX TAIPEI 2025:
赤じゃないけどポッチ付き! 分割で無線でコード名は「π」(パイ)の“HENTAI”キーボードをTex Electronicsで見てきた
COMPUTEX TAIPEI 2025でブースを展開している台湾Tex Electronicが、TrackPoint付きの分割無線キーボードを参考出展していた。(2025/5/23)
AmazonスマイルSALE:
バッファローのスマートトラッカーや無線LANルーターがお得
開催中の「AmazonスマイルSALE」にバッファローがPC関連機器を出品している。注目したいのはカードサイズのスマートトラッカーだ。iPhoneの「探す」に対応しているので、うっかり落としても探し出せる。その他製品も10%オフとなっているので見逃せない。(2025/5/23)
ゼンハイザーの“いい音”を半額以下で手に入れろ! 「ゼンハイザー5月セール」開催中
ゼンハイザーのコンシューマー製品が最大51%オフとなる「ゼンハイザー5月セール」が開催されている。対象となるのは有線/無線ヘッドフォンやイヤフォンなど。バランスケーブルやBluetooth ドングルとのセット製品も対象だ。(2025/5/22)
医療機器ニュース:
院内測定用グルコース分析装置を用いて無線LAN環境の信頼性を確認
アライドテレシスと三和化学研究所は、2種類の無線LANアクセスポイントと院内測定用グルコース分析装置「グルテストミントII」の接続検証を実施し、正常な接続を確認した。(2025/5/15)
FAニュース:
制御層に無線LAN導入へ、無線機器で初の無線認証クラスA取得 CC-Link IE TSN想定
コンテックの業務用無線LAN「FLEXLAN FX5000」「FLEXLAN FX3000」シリーズが、CC-Link IE TSN推奨無線機器試験の無線認証クラスAカテゴリーCTRL認証を取得した。独自にチューニングし、低遅延、低ジッタ通信を可能にした。(2025/5/15)
ドコモのd Wi-Fi、自動接続できなくなる可能性 「Androidスマホで再設定を」と同社
NTTドコモは、dポイントクラブ会員向け公衆無線LANサービス「d Wi-Fi」の利用者に対し、「d Wi-Fiの接続設定」の再設定を行うよう呼びかけている。セキュリティ維持・向上が目的。再設定を行わない場合、5月8日以降に自動接続が利用できない場合がある。(2025/4/30)
福田昭のデバイス通信(498) 2024年度版実装技術ロードマップ(18):
自動車通信システムの国際標準に合わせた周波数割り当ての再編成
今回は、高度道路交通システム(ITS:Intelligent Transport Systems)の無線通信用周波数帯域の再編成について解説する。(2025/4/28)
ネットワーク分析の進化【第2回】
無線LANは“運用”で選ぶ――AIとスクリプトによる自動化の違いは?
無線LANアクセスポイント(AP)の機能が成熟化する中で、運用管理をいかに効率化できるか、という視点で企業はAPを選ぶようになっている。ネットワーク機器ベンダーが注力するAI技術は何ができるのか。(2025/5/9)
エレコム、法人向けのWi-Fi 7対応USB外付け無線LANアダプター
エレコムは、法人向けとなるUSB外付け型無線LANアダプター「WDB-BE28TU3-B」を発売する。(2025/4/24)
バッファロー、Wi-Fi 7に対応したエントリー無線LANルーター
バッファローは、Wi-Fi 7接続に対応するエントリークラスの無線LANルーター「WSR3600BE4P」シリーズを発表した。(2025/4/23)
エレコム、10GbEポートも備えたWi-Fi 7対応無線LANルーター
エレコムは、Wi-Fi 7接続に対応した無線LANルーター「WRC-BE94XSD-B」を発表した。(2025/4/22)
今やWi-Fi 7を検討しない理由はない
CiscoがWi-Fi 7のエントリーモデルを投入 日本におけるWi-Fi 7の現状は?
無線LAN(Wi-Fi)の新規格「IEEE 802.11be」(Wi-Fi 7)の機器が市場に出回り始めた。Wi-Fi 7は何が優れているのか。ネットワーク機器ベンダーのシスコシステムズが語る必要性とは。(2025/4/21)
フルノシステムズ、Wi-Fi 7接続をサポートした薄型設計の無線LANアクセスポイント
フルノシステムズは、Wi-Fi 7接続をに対応する無線LANアクセスポイント「ACERA EW750」を発表した。(2025/4/21)
ゼンハイザーのヘッドフォンやイヤフォンが半額以下で買えるチャンス! 「ゼンハイザー4月セール」開催中
ゼンハイザーは4月30日までの期間限定で「ゼンハイザー4月セール」を開催している。対象製品は有線無線のヘッドフォンやイヤフォンの他、サウンドバーなど自宅のオーディオ環境をアップグレードする製品などだ。取扱店舗によって割引率は異なるが、半額以下となっているものもある。(2025/4/19)
ASUS、10GbEポートも利用できるWi-Fi 7対応ハイエンド無線LANルーター
ASUS JAPANは、Wi-Fi 7接続に対応したハイエンド仕様の無線LANルーター「ASUS RT-BE18000」を発表した。(2025/4/18)
特選プレミアムコンテンツガイド
無線LAN「Wi-Fi 7」への移行が進まないこれだけの理由
無線LANの新規格「Wi-Fi 7」は、「Wi-Fi 6」と比べてさまざまな点で進化を遂げている。だがWi-Fi 7の導入は進んでおらず、新規格への関心が集まっていないのが現状だ。何が原因なのか。(2025/4/17)
ラトックシステム、映像/音声を無線出力できるワイヤレス送受信機を発売 スマホで使いやすい「USB Type-C」接続モデルも
ラトックシステムは4月下旬、ワイヤレスHDMI送受信機を発売する。映像投影デバイス側の子機はHDMI接続の他、スマートフォンでも使いやすいUSB Type-C(DisplayPort Alternate Mode)接続タイプも用意する。(2025/4/15)
プライベートネットワーク市場の半分以下
「プライベート5G」をユーザーが選ばない本当の理由
移動体通信システムをプライベートネットワークとして運用する「プライベート無線ネットワーク」の導入が進んでいるが、「5G」を使った「プライベート5G」の割合が想定よりも低いという。どういうことなのか。(2025/4/14)
KDDI、とある場所で5G通信速度を向上 どんな「カラクリ」か、このタイミングの意図は
KDDIが4月11日、5Gの通信速度を向上させたと発表した。ニュースリリースで、技術的な「カラクリ」と、このタイミングの意図を示した。カギは「Dual Band Massive MIMO Unit(DB-MMU)」という無線装置だ。(2025/4/11)
世界トップクラスの伝送距離を実現:
286.2GHz帯で72mのOFDM無線伝送に成功
早稲田大学の研究グループは、テラヘルツ帯に対応した無線通信システムを試作し、286.2GHz帯を用いたOFDM無線伝送としては世界トップクラスとなる72.4mの伝送距離を実現した。(2025/4/10)
衛星通信の高速化やエリア拡大へ:
2倍のビーム数を制御できる無線チップを開発
東京科学大学は、ビーム数を従来の2倍にできる衛星通信機用「無線チップ」を開発した。衛星通信のさらなる高速化や通信エリアの拡大などが可能となる。(2025/4/10)
バッファロー、手軽に設置できるコンセント直挿し型の11ac対応無線LAN中継器
バッファローは、Wi-Fi 5接続に対応した無線LAN中継器「WEX-1166DHPL」を発表した。(2025/4/9)
自動運転技術:
高速移動時の大容量通信を可能にする分散MIMOの実証実験に成功
NTT、NTTドコモ、NECは、40GHz帯分散MIMOにおいて、トラックなどの高速移動体に遮蔽される場合や無線端末自身が高速移動する状況でも通信品質の低下を抑える実証実験に成功した。(2025/4/9)
ITmedia Virtual EXPO 2025 冬:
止まらないラインはなぜ最悪? 無線機メーカーが行う多品種少量生産の工程改善
製造業向けの国内最大級のオンラインイベント「ITmedia Virtual EXPO 2025 冬」で実施された、基調講演「『止まらないラインは、最悪?』無線のアイコムが目指すスマート工場」の内容を紹介する。(2025/4/4)
組み込み開発ニュース:
THz帯の無線通信システムにより4.4kmの距離で4Gbpsの通信に成功
早稲田大学は、THz帯に対応した無線通信システムを試作し、4.4kmの距離で伝送速度4Gbpsの通信に成功した。(2025/4/2)
STマイクロ STM32WBA6:
フラッシュメモリ容量が従来比2倍の近距離無線向けワイヤレスSoC
STマイクロエレクトロニクスは、近距離無線向けワイヤレスSoC(System on Chip)「STM32WBA6」シリーズを発表した。前世代品と比較して、最大2倍のフラッシュメモリやRAMを搭載している。(2025/4/1)
「メッシュWi-Fi 無線LANルーター」の売れ筋ランキング【2025年3月31日版】 おうちの隅々までWi-Fi環境を改善
今売れている商品は? Amazon.co.jpの「メッシュWi-Fi 無線LANルーター」カテゴリーから、売れ筋ランキングをお届けします。(2025/3/31)
メールをセキュリティの弱点にしない【後編】
「公衆無線LANを使わない」だけじゃないメールセキュリティ対策5選をおさらい
安全にメールを使えるようにするためのメールセキュリティ対策は多岐にわたり、複雑になりがちだ。徹底すべきメールセキュリティ対策を5つ紹介する。(2025/3/28)
TP-Link、Wi-Fi 7接続に対応したUSB外付け型無線LAN子機
ティーピーリンクジャパンは、Wi-Fi 7接続をサポートした無線LAN子機「Archer TBE400UH」を発売する。(2025/3/27)
防災無線の屋外スピーカーから「ゲリラ攻撃情報」 愛知県岩倉市が誤発信を謝罪
愛知県岩倉市で5日、防災行政無線の屋外スピーカーから「ゲリラ攻撃情報」が流れて市民を驚かせた。(2025/3/26)
テレワーク時代のデータの守り方【前編】
「無線LANが脆弱」だけではない、“テレワークが危険”になる6つの原因
テレワークを採用する企業が広がり、自社データを守るための対策がより重要になった。どのような点に注意が必要なのか。テレワークで発生しやすい6つのリスクを解説する。(2025/3/26)
Apple、「AirPods Max」に「iOS 18.4」でロスレスオーディオ導入へ(USB-C有線のみ)
Appleは、オーバーイヤー型無線ヘッドホン「AirPods Max」に、ロスレスオーディオと超低遅延オーディオを導入すると発表した。4月のファームウェアアップデートで実施する。対象は充電ポートがUSB-Cのモデルのみで、有線接続でのみ利用可能だ。(2025/3/25)
「ファミマに来た人」のスマホにクーポン配信→購買率上昇 “3種類の広告”の効果とは
ファミマがビーコン(近距離無線通信端末)を活用した、商品訴求の実証実験について結果を発表した。その効果は?(2025/3/24)
Alphabet Xの無線通信プロジェクト「Taara」、スピンアウト
Googleを傘下に持つAlphabetは、“ムーンショット”事業Xの無線通信プロジェクト「Taara」をスピンアウトした。解散した気球通信企業Loonの技術を応用する光通信技術でネット接続サービス提供に取り組む。(2025/3/18)
VRニュース:
日産が低遅延の没入型VR無線設計環境を構築 協働設計の実現へ
日産自動車が、HTCの「HTC G REIGNS ローカル5GネットワークおよびエッジクラウドVRソリューション」を導入した。高速で安定した低遅延の没入型VR無線設計環境での協働設計が可能になる。(2025/3/18)
研究開発の最前線:
新たな5G対応半導体チップ 無線通信の処理時間を大幅に短縮
新エネルギー・産業技術総合開発機構の「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業」で、5G無線通信の処理時間を従来の50分の1に短縮できる5G対応半導体チップを開発した。(2025/3/17)
既設線を利用し低コストで高速IPネットワーク化:
PR:「IoT 最後の隙間」を埋める Nessumが切り開く次世代有線通信
既設線を利用したネットワークの高速化や長距離化、IP化を可能にするパナソニック ホールディングスの有線通信技術「Nessum(ネッサム)」。前身である「HD-PLC」からリブランドされたNessumは、既存の有線/無線通信技術を補完し、低コストでIoT化を実現するネットワークとして、活用の場を広げようとしている。国産OS「TRON(トロン)」の開発者で、「IoTの父」とも呼ばれる、東京大学名誉教授および東洋大学情報連携学 学術実業連携機構(INIAD cHUB) 機構長の坂村健氏と、パナソニック ホールディングスでNessumプロジェクト プロジェクト長を務める古賀久雄氏が、Nessumの可能性について語った。(2025/3/14)
NECプラットフォームズ、Wi-Fi 7に対応したホーム無線LANルーター
NECプラットフォームズは、最新のWi-Fi 7接続をサポートした無線LANルーター「Aterm 7200D8BE」を発表した。(2025/3/13)
早稲田大学とJAXAが実証:
テラヘルツ帯の無線通信で長距離、大容量伝送に成功
早稲田大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、テラヘルツ領域に対応する無線通信システムを試作、4.4kmの通信距離に対し伝送速度4Gビット/秒という大容量伝送に成功した。(2025/3/13)
TP-Link、メッシュ接続にも対応した小型設計のWi-Fi 6対応無線LANルーター
ティーピーリンクジャパンは、小型筐体を採用したWi-Fi 6対応無線LANルーター「Deco X3000」を発表した。(2025/3/11)
Innovative Tech:
食べている“味”を無線送信→遠くにいる人の口腔内で“同じ味”復元 ケーキや目玉焼きで成功 米国チームが発表
米オハイオ州立大学などに所属する研究者らは、物理的に離れた場所にいる人と味を共有するシステムを提案した研究報告を発表した。(2025/3/10)
Alphabet XのTaara、無線光通信の新チップ開発 指先サイズで10Gbps
Googleの親会社、Alphabetの“ムーンショット工場”XのTaaraプロジェクトは無線光通信向け新チップを開発したと発表した。「ソリッドステートステアリング」採用で小型化に成功した。(2025/3/2)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。