日立、プリント基板加工機子会社の全株式をロングリーチグループへ譲渡FAニュース

日立製作所の100%子会社である日立ビアメカニクスは、2013年10月31日をもってロングリーチグループの100%子会社となる。

» 2013年08月23日 16時10分 公開
[MONOist]
日立ビアメカニクス

 日立製作所(以下、日立)は2013年8月21日、100%子会社の日立ビアメカニクスの全株式をロングリーチグループへ譲渡することで合意したと発表した。株式譲渡の実行予定日は同年10月31日である。

 日立ビアメカニクスは、プリント基板加工機とその周辺機器の製造・販売・サービス事業を手掛ける。日立は日立ビアメカニクスの経営支援に乗り出し、さまざまな施策を検討してきたが、ロングリーチグループの下で収益力の改善と抜本的な経営改革を図ることが最善であると判断したという。

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 ロングリーチグループは、海外を拠点とする複数の投資ファンドやアドバイザリー業務を提供する香港および上海のロングリーチグループ・リミテッドとその日本の拠点であるロングリーチグループで構成される。このうちロングリーチグループは事業投資に関連する調査・分析とアドバイス業務を行っている。

 ロングリーチグループは、日立ビアメカニクスが保有する技術力と信頼性の高い製品開発の実績、そして世界的な顧客基盤に注目。アジアを中心とする新興市場への展開を加速することによって成長を続けられると考えており、資金やグローバルなネットワーク、戦略立案と実行ノウハウなど、あらゆる面から最大限の支援を行うとしている。

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