研究開発の最前線:
高密度なイオン液体構造の高分子化イオン液体でリチウムイオン電池の特性を改善
北陸先端科学技術大学院大学は、高密度なイオン液体構造を有する新たな高分子化イオン液体を合成した。リチウムイオン二次電池やナトリウムイオン二次電池の負極バインダーとして適用でき、特性を改善する。(2024/10/3)
AIによる精子評価システム、横浜国立大学が開発
男性不妊治療に必要な精子の評価作業を人工知能(AI)で支援する精子評価システムを、横浜国立大などの研究グループが開発した。(2024/9/26)
研究開発の最前線:
太陽光と海水から水素を生成する酸化チタン光触媒を開発
東京都立産業技術研究センターは、太陽光と海水から水素を生成する光触媒の酸化チタンにおいて、その格子内に安定してTi3+を増加させる技術を開発した。紫外光−可視光の照射から30分で、安定的にTi3+を固定できた。(2024/9/24)
医療技術ニュース:
溶液中の生体高分子の構造と動きを直接観察できる技術を開発
リガクは、溶液中の生体高分子の構造と動きを明らかにする新技術「Electron Density Topography」を開発した。体内環境に近い溶液中で、生体高分子の構造や動的特性を直接電子密度像として観察できる。(2024/9/20)
医療技術ニュース:
合成生物学的手法により家族性アルツハイマー病特有の老人斑を再現
理化学研究所らは、家族性アルツハイマー病で観察される老人斑を再現するアミロイド線維を化学的に作成し、解析した。同疾病の病態、進行を大きく変え、創薬開発にもつながる先駆的な研究成果だ。(2024/9/19)
研究開発の最前線:
カーボンナノチューブの原子の並びを制御できる構造制御合成法を開発
東北大学らは、カーボンナノチューブの新しい構造制御合成法を開発した。多種類の元素を混合した触媒を用いて、炭素原子1つ1つの並びであるカイラリティの制御合成に成功し、95%以上の高純度を達成した。(2024/9/19)
研究開発の最前線:
積層したペロブスカイト層の合成に成功し、新しい強誘電体を発見
名古屋工業大学らは、強誘電体の多層ペロブスカイトの合成に成功した。積木細工のようにペロブスカイト層を1層ずつ積み重ねて、多層構造のDJ型層状ペロブスカイトを合成し、新しい強誘電体を発見した。(2024/9/18)
高密度化に向けた焼結助剤を開発:
サマリウム−鉄−窒素焼結磁石の高性能化に成功
日本特殊陶業と産業技術総合研究所(産総研)は、新たに開発した焼結助剤と磁石合成プロセスを用い、高性能の「サマリウム−鉄−窒素焼結磁石」を作製する技術を開発した。EV(電気自動車)に搭載される高効率モーター用磁石などに適用していく。(2024/9/17)
研究開発の最前線:
サマリウム-鉄-窒素永久磁石の高密度化技術、焼結密度を最大8%向上
日本特殊陶業と産業技術総合研究所(産総研)は、新規焼結助剤を活用しサマリウム-鉄-窒素系焼結磁石を高密度化および高性能化できる技術を開発した。(2024/9/13)
医療機器ニュース:
手術、内視鏡映像を立体視できる42.5型4Kの3Dモニターを発表
EIZOは、手術顕微鏡、内視鏡映像表示向けに、42.5型4Kの3Dモニター「CuratOR EX4342-3D」を発表した。同社3Dモニターでは最大サイズで、術中のカメラ映像を高解像度4K UHDで立体的に表示する。(2024/9/12)
銀とシリコンの共晶合金を液体急冷:
ワイドバンドギャップ半導体向けの新たな接合材料
大阪大学はダイセルとの共同研究で、銀(Ag)とシリコン(Si)の共晶合金を液体急冷すると、非晶質SiやAg過飽和固溶体の準安定相が出現することを発見した。また、液体急冷Ag−Si合金を大気中で加熱すると、Ag過飽和固溶体に含まれるSiが酸化反応を起こし、副産物としてAgが析出されることも明らかにした。(2024/9/10)
リチウム箔を水滴から守る:
孔なし酸化グラフェンで水素イオンバリア膜を作製
熊本大学は、構造内に「孔」がない酸化グラフェン(Pf-GO)を合成し薄膜化することで、「水素イオンバリア膜」を作製することに成功した。従来の膜に比べ最大10万倍の水素イオンバリア特性を備えているため、リチウム箔を水滴から守ることができるという。(2024/9/9)
NiSnFe触媒を用い合成条件を最適化:
原子配列を制御してCNTを合成 東北大
東北大学の加藤俊顕准教授らによる研究グループは、カーボンナノチューブ(CNT)の原子配列である「カイラリティ」を制御して合成する手法を開発した。新たに開発したNiSnFe(ニッケル、スズ、鉄)触媒を用い、95%以上の超高純度で(6,5)カイラリティCNTのみを選択的に合成することに成功した。(2024/9/9)
研究開発の最前線:
10nm以下の線幅で半導体微細加工ができる高分子ブロック共重合体を開発
東京工業大学は、東京応化工業との共同研究で、10nm以下の線幅で半導体微細加工ができる高分子ブロック共重合体の開発に成功した。半導体基板に微細な回路パターンを描画する鋳型を作製できる。(2024/9/9)
AIで品質保証の自動化も:
ハイブリッドボンディングテストを支援する超音波顕微鏡
ハイブリッドボンディングを高い歩留まりで量産化するには、接合層内部のクラックやボイドなどの欠陥を迅速に特定できる最先端の計測ツールが必要だ。米国の産業用超音波非破壊検査(NDT)システムメーカーであるPVA TePla OKOSは、超音波顕微鏡(SAM)をベースとしたソリューションを手掛けている。(2024/9/9)
スループットはSEMの1万倍以上:
半導体製造の露光工程における検査時間を大幅短縮
東京大学の研究グループは、レーザー励起光電子顕微鏡(Laser-PEEM)を用い、レジストに描画された潜像を極めて高速に検査できる方法を開発した。この方法を用いると半導体製造の露光工程における検査時間を大幅に短縮できる。(2024/9/5)
研究開発の最前線:
水系亜鉛イオン電池を高エネルギー化、高出力化できる正極材料を開発
北海道大学と東北大学は、「水系亜鉛イオン電池」の高エネルギー化、高出力化に成功した。スピネル型亜鉛マンガン複酸化物を用い、高出力動作条件でも高いエネルギー密度を発揮できる新しい正極材料を開発した。(2024/9/4)
電場を与えると磁壁が移動:
特殊な磁石の磁区パターンを可視化 次世代デバイスへの応用も
大阪公立大学と東京大学の研究グループは、光学顕微鏡を用いて、擬一次元量子反強磁性体「BaCu2Si2O7」の磁区パターンを可視化するとともに、磁壁を制御することに成功した。(2024/8/30)
「Vision Pro」用プロセッサ:
Apple「R1」が示した空間コンピュータの進化の方向性
Appleが2024年2月に米国で発売した「Vision Pro」。そこに搭載されているプロセッサ「R1」は、Appleが提案する「空間コンピュータ」という新たなカテゴリーのデバイスにおける進化の方向性を示している。(2024/8/28)
東工大らが開発:
線幅7.6nmの半導体微細加工が可能 高分子ブロック共重合体
東京工業大学と東京応化工業の研究グループは、線幅7.6nmの半導体微細加工を可能にする「高分子ブロック共重合体」の開発に成功した。(2024/8/27)
研究開発の最前線:
クロム窒化物が相変化により大きな電気抵抗変化を示すことを発見
東北大学と慶應義塾大学は、クロム窒化物がアモルファス相を介さない相変化により、大きな電気抵抗変化を示すことを発見した。高速ジュール加熱を施し、透過電子顕微鏡により相変化メカニズムの解明を試みた。(2024/8/26)
リチウムイオン電池を置き換える:
北海道大ら、水系亜鉛イオン電池の正極材料を開発
北海道大学と東北大学および、カリフォルニア大学ロサンゼルス校は、亜鉛イオン電池用の正極材料を開発した。これにより、水系亜鉛イオン電池でリチウムイオン電池と同等か、それ以上の高いエネルギー密度と出力密度を実現することが可能となる。(2024/8/23)
研究開発の最前線:
微弱な通信用電波で高効率に電力を生み出す実証試験に成功
東北大学は、スピントロニクス技術を活用し、微弱な通信用電波で高効率に電力を作り出す実証に成功した。電池や電源を使わないエッジ端末への応用が期待される。(2024/8/27)
スマホが最大倍率1200倍の顕微鏡になる「ミクロハンターレンズ」、Makuakeで先行予約販売
KaraSeedは、スマホが最大倍率1200倍の顕微鏡になる「ミクロハンターレンズ」の先行予約販売をMakuakeで開始。微生物、花粉や昆虫の体、葉の表面などを観察でき、カードサイズで持ち運べる。一般販売予定価格は6980円(税込み)。(2024/8/21)
庭に巨大ビオトープを作ったら、続々と生物が現れ…… 激変した1カ月後の光景に「マジで面白い」「確実に『自然』が生まれている」
※虫や爬虫類・両生類が苦手な人は閲覧注意!(2024/8/21)
研究開発の最前線:
レンズ、プリズム、波長板の3機能を統合したメタサーフェスを開発
早稲田大学は、レンズ、プリズム、波長板の3種類の光学素子を1枚に統合した小型集積化メタサーフェスを開発した。スマートフォン向け超小型原子時計への展開が期待される。(2024/8/16)
研究開発の最前線:
硫化モリブデン超原子がシート状に結合した超原子層の合成に成功
東京都立大学は、立体的な分子構造を持つ硫化モリブデン超原子をシート状に結合した「超原子層」を合成し、構造や触媒活性を解明した。層状物質の薄片試料を評価したところ、水素発生反応の高い触媒活性を示した。(2024/8/13)
安定性にも優れる:
8K有機EL TV画面を駆動可能 高電子移動度の酸化物TFT
北海道大学の研究グループは、電子移動度が78cm2/Vsで安定性に優れた「酸化物薄膜トランジスタ」を高知工科大学と共同で開発した。次世代8K有機ELテレビの画面を駆動することが可能となる。(2024/8/9)
相変化メモリの新材料として期待:
東北大ら、クロム窒化物で高速な相変化機能を発見
東北大学と慶應義塾大学、漢陽大学校(韓国)、産業技術総合研究所(産総研)らの研究グループは、クロム窒化物(CrN)が高速な相変化によって電気抵抗が大きく変化することを発見した。CrNは環境に優しく動作電力を低減できることから、相変化メモリ(PCRAM)の情報記録材料として期待されている。(2024/8/9)
身長約1m、最小の人類を確認 インドネシアの孤島、東京大など化石を分析
インドネシア東部のフローレス島で、約70万年前に大人でも推定身長が100cm程度しかない原人がいたことを東京大などの研究チームが突き止め、8月6日付の英科学誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」で発表した。同島で約6万年前にいた原人よりも小さく、最小の人類となるほか、小柄な体格を60万年以上も維持し続けたことも分かった。(2024/8/7)
脱炭素:
廃コンクリにCO2を固定する製造技術を東大院らが開発 半永久的にコンクリブロックを利用可
東京大学大学院 工学系研究科 教授の丸山一平氏らの研究チームは、空気中のCO2を廃コンクリートに固定するカルシウムカーボネートコンクリートブロックの製造技術を開発した。製造したコンクリブロックは、建築物の解体後の再利用や粉砕して再度固化できるため、半永久的に繰り返し使える。(2024/8/2)
Innovative Tech:
水族館で新種の甲殻類発見 その名は“ランマアプセウデス” 特徴は雌雄(男女)同体→「らんま1/2」から命名 高橋留美子さんも公認
北海道大学大学院理学院修士課程の松島吉伸さんと同大学大学院理学研究院の角井敬知講師の研究チームは、水族館の水槽から新種の甲殻類を発見した研究報告を発表した。(2024/8/1)
CBA技術を採用したキオクシアの「BiCS FLASH第8世代」:
PR:2枚のウエハーを高精度に貼り合わせて高密度化 ストレージに新たな価値をもたらす3次元フラッシュメモリ
AI(人工知能)やDX(デジタルトランスフォーメーション)によってデータ量が爆発的に増加する中、NAND型フラッシュメモリの重要性がますます高まっている。キオクシアが量産を開始した3次元フラッシュメモリBiCS FLASH 第8世代は、2枚のウエハーを高精度に貼り合わせる「CMOS directly Bonded to Array(CBA)」という新技術を導入し、記憶密度と性能の向上に成功した。(2024/7/30)
医療機器ニュース:
不妊治療の顕微授精に特化したICSI、IMSI用電動倒立顕微鏡を発売
ニコンの子会社ニコンソリューションズは、卵細胞質内精子注入法と卵細胞質内形態選別精子注入法用の電動倒立顕微鏡「ECLIPSE Ti2-I」を発売した。顕微授精に特化し、不妊治療の件数増加で負荷が高まっている胚培養士の負担軽減をサポートする。(2024/7/25)
名古屋大が開発:
A4サイズのナノシートを1分で成膜 「金魚すくい」にヒント
名古屋大学は、酸化物や酸化グラフェン、窒化ホウ素といった2次元物質(ナノシート)を高速かつ大面積に成膜する方法(自発集積転写法)を開発した。操作は簡便で水面へのインク滴下と基板転写のみで成膜が完了する。専門的な知識や技術は必要なく、わずか1分程度で、ウエハーサイズやA4サイズのナノシート膜が作製できる。(2024/7/23)
医療技術ニュース:
低出力レーザーによる光濃縮で迅速かつ高感度なウイルス測定が可能に
大阪公立大学は、光濃縮技術を取り入れた「光誘導イムノアッセイ技術」を開発した。微量で低濃度なサンプルでも約5分で正確なウイルス計測が可能だ。(2024/7/23)
格安で買った中古の高級腕時計が動かず…… 見事に修復した技術に「ただただ驚かされるよ」「画面に釘付けになった」【海外】
腕時計の修復は趣味だそうです。(2024/7/23)
AIデバイス開発への応用も期待:
強誘電体結晶で電気抵抗スイッチング特性を実現
東京大学の研究グループは、酸化物結晶バッファ層とスピンコート法を用い、シリコン基板上に大面積の強誘電体結晶薄膜を作製することに成功したと発表した。作製した薄膜に「ちょうど良い」酸素欠陥量を導入したことで、極めて安定した電気抵抗スイッチング特性を実現した。(2024/7/22)
高性能な高周波フィルターを小型に:
トポロジーの原理を活用したGHz超音波回路を開発
NTTと岡山大学は、トポロジーの原理を利用した「ギガヘルツ(GHz)超音波回路」を開発した。スマートフォンなどの無線通信端末に用いる高周波フィルターの小型化や高性能化が可能になるという。(2024/7/19)
Innovative Tech:
「プログラム可能」な新DNA編集技術 東大などが発表 さまざまな2つのDNAを切って組み換え
東京大学先端科学技術研究センターの西増弘志教授らのグループとアーク研究所のパトリック・スー博士らのグループによる共同研究チームが、大腸菌の中にDNAを組み換えできる能力を持つ分子システムを発見したと発表した。(2024/7/10)
Innovative Tech:
あなたは解けるか? “ものすごく難しい迷路” 物理学者が作成 準結晶構造や数学的手法を活用
英カーディフ大学、スイスのジュネーヴ大学、英ブリストル大学に所属する研究者は、複雑な迷路を作成できるアルゴリズムを提案した研究報告を発表した。(2024/7/9)
光渦の回転方向でねじれを制御:
特殊なレーザー光で、ねじれた磁性単結晶を印刷
大阪公立大学と千葉大学の共同研究グループは、「光渦」と呼ばれる特殊なレーザー光を照射し、ねじれた構造をもつ直径数マイクロメートルの単結晶を、狙った場所に精度よく印刷することに成功した。単結晶のねじれ方向は、光渦の回転方向で制御できるという。(2024/7/8)
ちょっと昔のInnovative Tech:
最適解は「ソーセージ状」? 複数の球を袋に詰める“最も効率的な方法” オランダの数学者が物理実験
オランダのユトレヒト大学などに所属する研究者らは2023年11月、複数の小さな球体を最も効率的に袋に詰める方法を実験とシミュレーションで実証した研究報告を発表した。(2024/7/5)
強誘電デバイス開発に新たな手法:
京都大ら、三次元物質から二次元強誘電体を作製
京都大学の研究グループは、ファインセラミックスセンター(JFCC)や名古屋大学と共同で、三次元物質の「二酸化ハフニウムジルコニウム(HZO)」から、厚さが1nmの「二次元強誘電体」を作製することに成功した。(2024/7/4)
分極−電場二重履歴曲線を観測:
チタン石型酸化物において新しい反強誘電体を発見
名古屋大学の研究グループは、慶應義塾大学や熊本大学、東京工業大学と共同で、チタン石型酸化物における「新しい反強誘電体を発見」するとともに、反強誘電体の誘電率増大が「ドメイン壁近傍に生じる極性領域に起因する」ことを明らかにした。(2024/6/28)
米Advent Diamondが攻勢:
商用利用が近づく「ダイヤモンド半導体」
極めて優れた半導体特性で知られるダイヤモンド。ダイヤモンド半導体の開発は現在、どこまで進んでいるのだろうか。Advent Diamondの技術開発を紹介しながら、現状を伝える。(2024/6/28)
「他の図鑑には類を見ない試行錯誤」の末「プランクトン」図鑑完成 小学館「NEO POCKET」
小学館は、児童向けの小型図鑑「NEO POCKET」シリーズとして、「プランクトン:クラゲ・ミジンコ・小さな水の生物」を6月25日に発売した。「他の図鑑では類を見ない、いくつもの試行錯誤があった」という。(2024/6/25)
違和感なく生体筋の活動状況を測定:
柔らかくて薄い導電性生体電極、CNTを用いて開発
東京工業大学は、伸縮性と透湿性を兼ね備えた、表面筋電位測定用の「導電性生体電極」を開発した。エラストマー超薄膜上に単層カーボンナノチューブ(CNT)を塗布して作成したもの。装着者は違和感なく、生体筋の活動状態をリアルタイムに長時間測定することが可能となる。(2024/6/25)
研究開発の最前線:
解析装置との連携を強化した走査型プローブ顕微鏡システムを発売
日立ハイテクは、複数の解析装置で同一の試料を観察する際の観察精度や操作性を向上した、走査型プローブ顕微鏡システム「AFM5500MII」を発売する。各種解析装置との連携機能を強化している。(2024/6/25)
2024年内に515×500mmも開発へ:
CO2レーザーで高速ビア加工 ガラス複合材基板
日本電気硝子が「JPCA Show 2024」で、開発中のガラスセラミックスコア基板を展示した。次世代半導体パッケージコア基板としての用途を想定している。従来の樹脂コア基板と同じように、CO2レーザーで微細貫通穴(ビア)を加工できることが最大の特徴だ。(2024/6/24)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。