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「水素」関連の最新 ニュース・レビュー・解説 記事 まとめ

「水素」に関する情報が集まったページです。

耐久性に優れた窒化物強誘電体薄膜:
強誘電体メモリの製造プロセス簡素化とコスト削減
東京工業大学とキヤノンアネルバ、高輝度光科学研究センターの研究グループは、窒化物強誘電体であるスカンジウムアルミニウム窒化物「(Al,Sc)N」薄膜が、従来の強誘電体に比べ、熱/水素雰囲気下での耐久性に優れていることを確認した。強誘電体メモリの製造プロセスを簡素化でき、大幅なコスト削減が可能となる。(2024/7/24)

脱炭素:
発電時に温室効果ガスを排出しないコンパクトな水素燃料電池発電システムを発売
ヤンマーエネルギーシステムは、コンパクトで複数台を一括制御可能な水素燃料電池発電システム「HP35FA1Z」を商品化した。2024年9月2日から受注を開始する。(2024/7/17)

脱炭素:
水素ガスによる高効率なアルミ合金溶解技術開発へ ヤマハ発動機が実証施設を新設
ヤマハ発動機は、水素ガスに対応する溶解炉と熱処理炉を備えた実証施設を、オートバイクや船外機の小型部品を製造する森町工場(静岡県周智郡森町)に新設し、水素ガスを用いたアルミ合金溶解技術の開発/検証をはじめとする実証実験を2025年9月頃から開始する。(2024/7/12)

脱炭素:
ヤマ発がアルミ鋳造に水素活用の実証、2027年以降の導入目指す
ヤマハ発動機は水素ガスに対応した溶解炉と熱処理炉を備えた実証設備を森町工場に新設する。(2024/7/11)

脱炭素:
Nittoグループ初のCO2ゼロエミッション工場が完成、蒸気の生成で水素ボイラーを活用
日東電工(Nitto)は、東北事業所(宮城県大崎市)で完成した、Nittoグループ初となるCO2排出量ゼロを達成する工場の生産稼働を2024年度下期から開始する。(2024/7/10)

脱炭素:
街全体で水素の活用を、知多市でトヨタなど12社が参加して調査
愛知県は知多市や企業などと連携して「愛知県知多市における低炭素水素モデルタウンの事業化可能性調査」を開始する。(2024/7/4)

工場ニュース:
グリーン水素の製造装置に使える、チタン多孔質体薄板の生産工場を新設
東邦チタニウムは、同社茅ヶ崎工場内にチタン多孔質体薄板「WEBTi」の新工場を建設する。チタン多孔質体薄板は、再生可能エネルギーを用いてグリーン水素を製造する、固体高分子膜型水電解装置への活用が注目されている。(2024/7/2)

脱炭素:
CO2を原料とするSAF合成技術の開発に向け小型の製造試験装置を設置
IHIは、シンガポールの研究機関であるISCEとともに、水素とCO2からSAFの原料となる液体炭化水素を合成する一連のプロセスを検証するための小型製造試験装置を設置し、両者が開発した触媒の性能を検証する。(2024/6/25)

脱炭素:
水素エネルギー活用機器およびシステム市場に関する調査結果を発表
矢野経済研究所は、水素エネルギー活用機器およびシステム市場に関する調査結果を発表した。同市場は2025年度に1123億円、2030年度には6633億円の規模に到達する予測となっている。(2024/6/21)

製造マネジメントニュース:
三菱商事らが北海道千歳エリアにおけるグリーン水素供給に向けた検討をスタート
三菱商事、高砂熱学工業、北海道電力、エア・ウォーター北海道の4社は、北海道千歳エリアにおけるグリーン水素供給に向けた共同検討に関する協定を締結した。(2024/6/18)

製品動向:
清水建設が省スペース型の水素エネルギー利用システムを製品化
清水建設は、省スペース型水素エネルギー利用システムを開発した。水素製造装置、水素貯蔵装置、燃料電池などの設備一式が、40フィートコンテナ相当の空間に収められている。(2024/6/18)

脱炭素:
川崎重工とダイムラートラックが欧州向け液化水素ステーションで協力
川崎重工とダイムラー・トラックはドイツ向けの液化水素サプライチェーンの確立と欧州における液化水素ステーションの輸送網の構築に向けた協力の覚書を締結した。(2024/6/13)

第14回「水素・アンモニア政策小委員会」等合同会議:
低炭素水素の普及を促す新施策、「価格差に着目した支援」の詳細設計
低炭素な水素の普及に向けた施策として、国は一定の基準を満たした事業を支援する制度の検討を進めている。各事業者がプロジェクトコストを回収できる水素の基準価格と、実際の供給コストの「価格差」分を支援する方針だ。第14回「水素・アンモニア政策小委員会」ではこの新制度の詳細設計について検討が行われた。(2024/6/13)

高効率で合成メタン生成、国内初の「SOEC」装置 大阪ガスが完成、試験開始
大阪ガスは5日、水素と二酸化炭素(CO2)から都市ガスの主成分の合成メタンをつくり脱炭素につなげる「メタネーション」のうち、高効率の革新技術「SOECメタネーション」の試験装置を大阪市此花区の同社研究施設内に完成させ、試験を開始したと発表した。(2024/6/6)

物流のスマート化:
長距離物資輸送に向けた無人航空機技術の開発、実証に着手
NEDOは、長距離物資輸送に向けた無人航空機技術の開発および実証に着手する。水素やSAFなどで運用できるハイブリッド動力システムや軽量構造技術、高出力モーターなどの要素技術開発を進める。(2024/6/4)

脱炭素:
北九州市響灘臨海エリアで水素/アンモニアのサプライチェーン構築が可能かを調査
伊藤忠商事は、福岡県水素拠点化推進協議会の参画メンバーとして、北九州市響灘臨海エリアを中心とした水素/アンモニアのサプライチェーン構築に関する実現可能性調査をスタートした。(2024/6/4)

脱炭素:
住友ゴムと山梨県がタイヤ製造の脱炭素化で協業、水素製造装置を白河工場に導入
山梨県と住友ゴム工業は、カーボンニュートラルの実現に向け、水素製造システム「やまなしモデルP2Gシステム」で生産したグリーン水素を利用して、タイヤ製造の脱炭素化や水素エネルギー社会の構築に共同で取り組むことで基本合意した。(2024/5/28)

脱炭素:
滋賀のPCa部材製造工場で「グリーン水素」の蒸気ボイラー稼働、三井住友建設
三井住友建設は、滋賀県東近江市の能登川工場に、水素の製造装置と貯蔵設備を導入した。既に導入している水素蒸気ボイラーとの併用や、再生可能エネルギー100%電力の導入により、カーボンニュートラルの実現を目指す。(2024/5/23)

電動化:
2024年度にバッテリー式油圧ショベルなどのGX建設機械を導入開始
大林組は、国内建設工事において、20t級のバッテリー式油圧ショベルや25t吊のバッテリー式移動式クレーン、30kVAの水素混焼式発電機といったGX建設機械を2024年度に導入開始する。(2024/5/13)

脱炭素:
バイオ燃料や水素、合成燃料の市場規模は2050年に236兆円
富士経済はカーボンニュートラル燃料の市場調査結果を発表した。(2024/5/10)

脱炭素:
ジェイテクトが水素エンジン向け高圧水素減圧弁を開発
ジェイテクトは水素エンジン車向け高圧水素減圧弁を開発する。(2024/5/8)

材料技術:
アンモニアを原料に使った小型水素製造装置の実用化に向けた共同検討開始
東洋エンジニアリング、日本精線、中部電力、中部電力ミライズは、水素のさらなる活用を目的に、アンモニアから水素を製造する小型アンモニアクラッキング装置の実用化に関する共同検討の覚書を締結した。(2024/5/8)

ハノーバーメッセ2024:
ハノーバーメッセが開幕、AIや水素など「競争力ある持続可能な産業」の最新技術
世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ 2024」が開幕する。会期は2024年4月22〜26日までの5日間。AIや水素および、インテリジェントかつカーボンニュートラルな生産、エネルギーソリューションを中心とした最新技術が一堂に会する。(2024/4/22)

脱炭素:
アンモニア分解ガスから水素を精製する「膜分離水素精製システム」を開発
日本ガイシと三菱重工業は、水素/アンモニアサプライチェーンの導入と大量輸送の本格化を見据え、アンモニア分解後の水素/窒素混合ガスから膜分離方式によって水素を精製する「膜分離水素精製システム」の共同開発を行うと発表した。(2024/4/22)

リサイクルニュース:
レゾナックが川崎市と海洋プラスチックごみリサイクルの実証実験を開始
レゾナックは、川崎市とともに、川崎港の海面清掃で回収した海洋プラスチックごみを、水素およびアンモニアなどの化学品原料やCO2にリサイクルする実証実験を開始すると発表した。(2024/4/10)

電極にパラジウムを採用:
電極界面の接触抵抗を約3桁も低減したIGZO-TFT
東京工業大学は、水素と触媒反応を利用し、金属と半導体界面の接触抵抗を従来に比べ約3桁も低減させた「アモルファス酸化物半導体(IGZO)トランジスタ」(IGZO-TFT)の開発に成功した。(2024/4/9)

危険なSiH4ガスを使用せず:
高性能シリコン太陽電池を安全に製造する技術を確立、東工大
東京工業大学は2024年3月14日、次世代の高性能太陽電池として期待されているシリコンヘテロ接合太陽電池の製造において、太陽電池用の水素化アモルファスシリコンを、既存手法で用いる強い爆発性/毒性を有するSiH4ガスを使用せずに、高速かつ低ダメージで形成する手法を確立したと発表した。(2024/4/8)

環境負荷の低減に貢献:
半導体材料の製造時に出る「使用済みプラ」、接着剤や肥料に再利用
レゾナックは2024年3月28日、半導体材料の製造過程で生じる使用済みプラスチックを水素や炭酸ガスに換え、資源として循環させる検討を開始したと発表した。同年1月に初回の実証実験を行い、技術的に問題なくガス化できることを確認している。(2024/4/5)

材料技術:
FDKが高耐久ニッケル水素電池をサンプル出荷、より長時間のバックアップが可能に
FDKは、電源バックアップ市場向け高耐久ニッケル水素電池「HR-AATU」のサンプル出荷を2024年4月から開始すると発表した。(2024/4/3)

材料技術:
トヨタのFCV「MIRAI」や「クラウン」で採用された燃料電池用触媒担体
日鉄ケミカル&マテリアルは「H2&FC EXPO[春]2024〜第21回[国際]水素・燃料電池展[春]〜」で、燃料電池用触媒担体「ESCARBON MCND」を披露した。(2024/3/28)

材料技術:
製鉄プロセス水素還元技術の実証に用いる水素製造設備を受注
三菱化工機は、日本製鉄から水素還元製鉄実証用の水素製造設備を受注した。日本製鉄は同設備を用いて水素を製造し、CO2の排出を抑制する水素還元技術の確立に向けた実証に取り組む。(2024/3/26)

研究開発の最前線:
二酸化バナジウムの薄膜における水素の拡散運動を原子レベルで解明
東北大学は、二酸化バナジウムの薄膜における水素の拡散運動を原子レベルで解明した。室温付近で電気抵抗が大きく変化する特性から、次世代半導体デバイス材料として注目されている。(2024/3/26)

材料技術:
月面で水素と酸素をつくる装置が完成、2024年冬に打ち上げ
高砂熱学工業は、月面用水電解装置フライトモデル(FM)の開発を完了し、月面輸送サービスを手掛ける宇宙スタートアップ企業のispaceへ引き渡したと発表した。(2024/3/19)

組み込み開発ニュース:
約2倍長寿命化した車載アクセサリー機器向けニッケル水素電池を開発
FDKは、車載アクセサリー機器に適した、長寿命ニッケル水素電池「HR-AATEZ」を発表した。従来モデルより約2倍長寿命化しており、電池交換頻度を減らすことで利便性の向上が期待できる。(2024/3/13)

高密度のReRAM開発につながる?:
次世代メモリ材料における水素の拡散運動を解明
東北大学らの研究グループは、素粒子「ミュオン」を用いて、二酸化バナジウム(VO2)における水素の拡散運動を解明したと発表した。研究成果は高密度の抵抗変化型メモリ(ReRAM)開発につながる可能性が高いとみられる。(2024/3/11)

脱炭素:
日産の燃料電池が定置用でトライアル開始、使用するバイオ燃料も確保
日産自動車はバイオエタノールから取り出した水素で発電する定置型の燃料電池システムを開発し、栃木工場でトライアル運用を開始した。使用するバイオエタノールは、スタートアップ企業のバイネックスと協業して確保する。(2024/3/8)

蓄電・発電システム:
国内最大級16MMの水素製造システムを導入、山梨県のサントリー工場に
山梨県と企業10社が、国内最大級の水素製造システムの導入実証を開始する。「サントリー天然水 南アルプス白州工場」および「サントリー白州蒸溜所」に水素製造装置を導入する建設工事を開始した。(2024/2/29)

脱炭素:
水素還元技術で高炉からのCO2排出量を33%削減することに成功
日本製鉄は水素還元技術を用いた試験炉において、高炉からのCO2排出量を33%削減することに成功した。同社は2023年8月に同技術による22%削減を確認しており、今回はそれに続く成果だ。(2024/2/21)

エネルギー管理:
長期脱炭素電源オークション、既設原発の安全対策投資も対象に
脱炭素電源への新規投資の促進を目的に、2023年度からスタートした「長期脱炭素電源オークション」。第2回オークションの開催に向けて、水素・アンモニアや既設原子力、水力発電の取り扱いが整理された。(2024/2/16)

杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
実現すれば世界初? 特急車両に水素エンジンを載せる? JR東海と組んだベンチャーに聞く
JR東海が2023年12月、鉄道車両向け燃料電池の模擬走行試験を公開した。鉄道の脱炭素の多くが燃料電池方式で、水素エンジンは鉄道業界では初耳。JR東海は、この水素エンジンをi Laboと開発するという。i Laboとはどんな会社か、さらに水素エンジンの仕組みと可能性などを取材した。(2024/2/16)

高電流密度対応で効率的に水素製造:
3Dプリンターを用いて2層構造のチタン製水電解電極を開発
三菱マテリアル(MMC)と横浜国立大学は、3Dプリンター技術を用いて「2層構造のチタン製水電解電極」を開発した。これを活用すると高電流密度の条件下でも、水素を効率よく製造することが可能となる。(2024/2/6)

大面積に塗布する技術も開発:
東京工大らが「超分子液晶」を作製 新たな電子デバイスの開発に期待
東京工業大学と大阪公立大学は、棒状の有機π電子系分子にアミド結合を導入することで、非水素結合性の「超分子液晶」を作製することに成功した。開発した超分子液晶を大面積に塗布する技術も開発した。(2024/1/29)

HANNOVER MESSE 2024:
データ共有やAI、水素など最先端の産業トレンドが一堂に、ハノーバーメッセ2024
ドイツメッセは東京都内で記者会見を開き、ドイツのハノーバーで開催する世界最大級の産業展示会「ハノーバーメッセ(HANNOVER MESSE)2024」の概要や見どころを説明した。(2024/1/22)

エネルギー管理:
「有事への備え」――石油・LPガス備蓄の現状と水素等へのタンク転用
電力インフラのレジリエンスを考える上で、災害時にはエネルギー供給の「最後の砦」と位置付けられている石油。昨今の不安定な国際情勢や脱炭素化の流れを受け、資源エネルギー庁では今後の石油備蓄の在り方についての検討を進めている。(2024/1/18)

脱炭素:
大林組、国内初の水素鉄道輸送を実施 CO2排出量を8割削減
大林組は兵庫県の建設現場で使用するグリーン水素の輸送手段を、トラックから鉄道に切り替えた。鉄道による水素輸送は国内初の試みで、トラックを使用した場合と比較して、輸送に伴うCO2排出量を約8割削減する。(2024/1/18)

電子ブックレット(FA):
2024年注目の「水素」を、工場で製造/活用する事例まとめ
MONOistに掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、2024年に注目集める「水素」の製造と活用についての事例をまとめた「『水素』を工場で製造/活用する事例まとめ」をお送りします。(2024/1/15)

脱炭素:
IHIが天然ガスの熱分解で水素製造、副産物の炭素は9割回収
IHIは、新たな水素製造技術として開発を進めている、天然ガス熱分解で水素を製造する技術を備えた試作機の実験を開始する。(2023/12/26)

省エネ機器:
簡単な操作で水素と都市ガス混焼が可能、IHIが産業用小型ボイラーを新開発
IHIが産業用の小型水素混焼ボイラーを開発。盤面の操作だけで水素混焼モードと都市ガス専焼モードを切替えて運転できるのが特徴となっている。(2023/12/25)

杉山淳一の「週刊鉄道経済」:
JR東海、JR東日本、JR西日本、JR貨物がチャレンジする次世代エネルギー 実現までは遠くても、やらねばならぬ
JR東海が12月18日、鉄道車両向け燃料電池の模擬走行試験を報道公開した。燃料は水素で大気中の酸素と反応して発電する。燃料電池は水だけが出て二酸化炭素などは発生しないため、脱炭素動力の切り札ともされる。水素エネルギーへのJR4社の取り組みを紹介し、鉄道にとっての「水素」を考えてみたい。(2023/12/24)

省エネ機器:
水素100%で使える家庭用給湯器、ノーリツが開発に成功
ノーリツが燃料に水素を100%利用できる家庭用給湯器を開発。2025年以降の実用化を目指すとしている。(2023/12/20)


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にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。