大連工場で車載用角形リチウムイオン電池の量産出荷開始工場ニュース

パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は、中国の大連工場で車載用角形リチウムイオン電池の量産出荷を開始した。環境対応車の需要増に備え、高出力高容量の車載電池の生産を強化する。

» 2018年04月03日 07時00分 公開
[MONOist]

 パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は2018年3月13日、中国の大連工場(パナソニック オートモーティブエナジー大連)で車載用角形リチウムイオン電池の量産出荷を開始したと発表した。同社にとって中国初となる。

 近年、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、電気自動車など環境対応車の市場は年々拡大しており、車載用リチウムイオン電池の需要拡大が期待されている。同工場では、車載用リチウムイオン電池の中でも高出力高容量で安全性の高い角形電池を、北米市場や中国市場へ向けて出荷開始した。

 これにより、日本、アメリカ、中国での車載用リチウムイオン電池の生産体制を確立。今後、グローバル競争力を一層強化し、さらなる車載電池事業の拡大を図るとしている。

photo パナソニック オートモーティブエナジー大連工場(クリックで拡大) 出典:パナソニック

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