産業機器事業を強化、グループ会社2社を統合し新会社設立:FAニュース
島津製作所は、産業機器事業を強化するため、グループ会社の島津メクテムと島津エミットを統合し、2018年4月1日に新会社の島津産機システムズを設立する。
島津製作所は2018年2月28日、グループ会社の島津メクテムと島津エミットを統合し、同年4月1日に新会社の島津産機システムズを設立すると発表した。
新会社は、島津メクテムの真空熱処理炉と島津エミットのヘリウムリークディテクタ(ヘリウムガスを用いて漏れ検査をする装置)などの事業拡大を目的として設立する。資本金は1億円で、島津製作所が100%出資する。
両社の営業部門、技術部門、製造部門、品質保証部門、管理部門を統合し、組織力を強めて経営を効率化。顧客ニーズへの対応力向上、コスト削減を図る。
島津産機システムズの所在地は滋賀県大津市。東京、大阪、名古屋、広島に支店、営業所を置き、工場は国内の3カ所となる。同社では真空熱処理炉、ギヤポンプ、ワインダー、産業用X線装置などを取り扱う。
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