日立造船は、中国合弁会社、鎮江中船日立造船机械の新工場への移転が完了し、完成したと発表した。移転は区画整備に伴うもので、敷地面積の拡大や設備の追加導入により生産能力の強化を図る。
日立造船は2017年5月17日、中国・中船動力との合弁会社である鎮江中船日立造船机械の新工場への移転が完了し、竣工したと発表した。中国江蘇省鎮江市潤州区に完成した新工場の敷地面積は4万m2、建築面積は1万6000m2となり、敷地面積は移転前の3倍以上に拡大した。
鎮江中船日立造船机械は1998年の設立以来、江蘇省鎮江市で舶用エンジンの部品を製造してきた。今回の工場移転は、潤州区内の区画整備に伴うもの。移転先の敷地面積を3倍以上に拡大するとともに、設備を追加導入し、中国市場向けの舶用エンジン部品をはじめとする金属製品や産業機械用鋼構造物の生産能力の強化を図る。
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