富士フイルムは、子会社の富士フイルム エレクトロニクスマテリアルズが、台湾の台南市に先端半導体材料を生産する新工場を建設すると発表した。
富士フイルムは2016年1月19日、子会社の富士フイルム エレクトロニクスマテリアルズ(FFEM)が、台湾の台南市に先端半導体材料を生産する新工場を建設すると発表した。
FFEMは、半導体材料を製造・販売する富士フイルムの子会社。半導体製造工程で使用される、フォトレジストやイメージセンサー用材料、現像液、洗浄液、CMPスラリーなどの先端半導体材料を生産している。
1996年に台湾の新竹市で設立され、2014年には最先端のNTI用現像液を生産する第2工場を稼働させるなど、現地生産体制を整えてきた。今回、台南市の工業団地内に新たに第3工場を建設することで、今後も成長が予測される半導体市場に対応する。
新工場は同年8月に稼働予定で、投資額は約10億円。現像液の生産から開始し、順次生産品目を追加するという。
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