取り付け角寸法28mmのコンパクトなアクチュエータを追加FAニュース

オリエンタルモーターは、電動スライダ「EAS」シリーズと電動シリンダ「EAC」シリーズに、取り付け角寸法28mmのコンパクトなアクチュエータを追加した。

» 2015年12月24日 07時00分 公開
[MONOist]

 オリエンタルモーターは2015年12月7日、電動スライダ「EAS」シリーズと電動シリンダ「EAC」シリーズに、取り付け角寸法28mmのモータを搭載した、ストレートタイプを新たに追加した。

 装置の運転に必要なパラメータがあらかじめ設定されているため、装置の立ち上げ時間が短縮できる。また、モータケーブルの引き出し方向を4方向自由に変更することができ、さらにケーブルがモータ側面から出ているため、モータ後方のスペースが必要なくなり、省スペースでの設置が可能だ。制御方法は位置決め機能内蔵とパルス列入力の2つのタイプがある。

 電動スライダEASシリーズは、最大可搬重量が水平15kg、垂直5kg、ストロークが50〜300mm。センサーレール付きとレールなしのモデルが用意されており、ユニット価格はパルス列入力タイプが8万6300円から、位置決め機能内蔵タイプが9万1300円から。

 電動シリンダEACシリーズは、ねじ穴加工済みでシリンダに直接取り付けられる。最大可搬重量はシャフトガイドなしタイプが水平15kg、垂直5kgで、シャフトガイドカバー付きは水平15kg、垂直4.5kg。ストロークはいずれも50〜150mm。価格は一例としてガイドなしのパルス列入力タイプが7万3700円から。

photo 電動スライダ EASシリーズ
photo 電動シリンダ EACシリーズ

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