位置決め整定時間が従来比約40%短縮したロボットドライバを発表FAニュース

ヤマハ発動機は、ロボットドライバの新製品として、位置決め整定時間を短縮した「RDV-X」「RDV-P」を発表した。応答周波数は従来機種の約2倍に向上し、単軸ロボットの位置決め整定時間を約40%短縮した。

» 2015年08月14日 07時00分 公開
[MONOist]

 ヤマハ発動機は2015年7月27日、ロボットドライバの新製品として、位置決め整定時間を短縮した「RDV-X」「RDV-P」を発表した。同社のサーボモータ単軸ロボット「FLIP-X」シリーズとリニアモータ単軸ロボット「PHASER」シリーズに対応している。

 RDV-X/RDV-Pは、従来のロボットドライバ「RDX」「RDP」の後継機種で、モータの回転量をデジタルパルスで入力制御する、パルス列入力方式を採用している。応答周波数は従来機種の約2倍に向上し、単軸ロボットの位置決め整定時間を約40%短縮した。

 ドライバ本体は、従来機種に比べて横幅を最大38%削減。また、放熱効率の改善により、複数のドライバをすき間なく設置できるため、制御盤内の設置幅を約45%削減できる。

 さらに、従来機種と同様のパラメータ設定と同ピッチの取り付け穴により、ソフト面・ハード面とも容易に置き換えができる。

 価格は7万5000円(税別)からで、発売は2015年9月の予定。

photo ロボットドライバ「RDV-X」「RDV-P」

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