ヤマハ発動機は、ロボットドライバの新製品として、位置決め整定時間を短縮した「RDV-X」「RDV-P」を発表した。応答周波数は従来機種の約2倍に向上し、単軸ロボットの位置決め整定時間を約40%短縮した。
ヤマハ発動機は2015年7月27日、ロボットドライバの新製品として、位置決め整定時間を短縮した「RDV-X」「RDV-P」を発表した。同社のサーボモータ単軸ロボット「FLIP-X」シリーズとリニアモータ単軸ロボット「PHASER」シリーズに対応している。
RDV-X/RDV-Pは、従来のロボットドライバ「RDX」「RDP」の後継機種で、モータの回転量をデジタルパルスで入力制御する、パルス列入力方式を採用している。応答周波数は従来機種の約2倍に向上し、単軸ロボットの位置決め整定時間を約40%短縮した。
ドライバ本体は、従来機種に比べて横幅を最大38%削減。また、放熱効率の改善により、複数のドライバをすき間なく設置できるため、制御盤内の設置幅を約45%削減できる。
さらに、従来機種と同様のパラメータ設定と同ピッチの取り付け穴により、ソフト面・ハード面とも容易に置き換えができる。
価格は7万5000円(税別)からで、発売は2015年9月の予定。
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