京セラは、中国での機械工具事業を強化するため、同国江西省カン州市に新工場を建設する。稼働は2016年1月の予定で、主に超硬チップの生産を行うという。
京セラは2015年6月30日、中国での機械工具事業を強化するため、同国江西省 カン州市に新工場を建設すると発表した。
同社では、中国における自動車産業向け切削工具の需要拡大に対応するため、2015年1月にタングステン精錬会社のカン州 海盛タングステンモリブデンと合弁で「京セラ精密工具(カン州)」(KPTG)を設立。今回、このKPTGに新工場の建設を開始した。
新工場の総床面積は約2万3000m2で、2016年1月に稼働する予定。主に超硬チップの生産を行うという。中国における機械工具事業の生産拠点としては、東莞 ・珠海・上海に続く4つ目となる。同社では今回の生産体制強化により、今後同国内の需要に対応し、売り上げの拡大を目指すとしている。
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