多機能型卓上ロボットの機能と継承した直交ロボットを発売FAニュース

蛇の目ミシン工業は、多機能型卓上ロボット「JR3000シリーズ」の機能を継承した直交ロボット「JC-3シリーズ」を発売した。最大可搬質量が従来の4kgから8kg(3軸両持ち仕様)に向上している。

» 2015年05月01日 07時00分 公開
[MONOist]

 蛇の目ミシン工業は2015年4月16日、多機能型卓上ロボット「JR3000シリーズ」の機能を継承した直交ロボット「JC-3シリーズ」を発売した。

 JC-3シリーズは、同社の直交ロボット「JC-2シリーズ」の後継機となる。最大可搬質量が従来の4kgから8kg(3軸両持ち仕様)に向上した。最高速度はX軸・Y軸が秒速800mm、Z軸が秒速400mm。

 また、JR3000シリーズのシステムソフトを採用。これにより、多用途に使用できる標準仕様に加え、塗布作業で高い軌跡性能を持つ塗布仕様、エラー検出などの機能を備えたねじ締め仕様をそろえた。

 さらに、LANポート・USBメモリーポートを標準装備した。オプションでフィールドバス対応や外部モータの2個制御機能も備えている。

 ラインアップは、3軸片持ちの「JC-3A00-0T3」、3軸両持ちの「JC-3A00-0H3」、4軸両持ちの「JC-3B01-0H4」の3種で、価格はオープン。最大999プログラム、3万2000ポイントを保存できる専用コントローラをセットで販売する。

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