最大4点の電流入力に対応した高精度電力測定器を発売FAニュース

横河メータ&インスツルメンツは、電力基本確度±0.04%の高精度電力測定器、プレシジョンパワーアナライザ「WT3000E」を発売した。太陽光で発電された直流電力やインバータの直流入力・交流出力などをより正確に測定できる。

» 2015年03月25日 07時00分 公開
[MONOist]

 横河メータ&インスツルメンツは2015年3月10日、電力基本確度±0.04%の高精度電力測定器、プレシジョンパワーアナライザの新製品「WT3000E」を発売した。同製品は同社従来製品「WT3000」の測定精度をさらに向上させたもの。従来製品の電力基本確度は±0.06%だった。WT3000Eでは太陽光で発電された直流電力やインバータの直流入力・交流出力などをより正確に測定できるとしている。

 最大4点までの電流入力が可能で、電流を入力する端子は、30Aエレメント(測定レンジ0.5〜30A)と2Aエレメント(測定レンジ5mA〜2A)の2種類から選択できる。また、従来は同じ種類の入力エレメントを選択する必要があったが、WT3000Eでは2種類を混在して選択可能で、幅広いレンジを1台で測定できる。

 主な市場は、家電・OA機器・産業用機器などのメーカー、電気自動車・燃料電池自動車メーカーとその電池・充電器関連機器メーカー、太陽光発電・風力発電など再生可能エネルギー関連機器メーカーなど。これらの市場において、製品の開発・品質管理・生産ラインにおける消費電力の測定・評価に対応するという。

photo プレシジョンパワーアナライザ WT3000E

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