建設・農業機械向け産業用カラーTFT液晶モジュールのサンプル提供開始FAニュース

三菱電機は、産業用カラーTFT液晶モジュールの新製品サンプルを2015年2月27日から提供開始する。高い耐振動性と広い動作保証温度範囲により、屋外などの厳しい温度環境にも対応できる。

» 2015年01月09日 07時00分 公開
[MONOist]

 三菱電機は2014年12月17日、産業用カラーTFT液晶モジュール「DIAFINE(ダイアファイン)」の新製品として、「堅牢性7.0型WVGA TFT液晶モジュール」のサンプル提供を開始すると発表した。

 今回提供されるサンプルは、液晶パネル・機構設計・構成部品の最適化により、従来製品の加速度1Gの約7倍となる6.8Gに対応し、高い耐振動性を可能にした。動作保証温度範囲は−40℃〜+85℃で、日本過去最低気温レベルや真夏の車内温度にも十分対応できる。

 また、1500cd/m2の高輝度と800:1の高コントラスト比で、明るい場所での視認性も確保した。

 主に、油圧ショベルなどの建設機械やトラクターなどの農業機械など向けで、屋外などの厳しい温度環境にも対応できる。サンプル価格は10万円(税抜き)で、2015年2月27日から提供を開始する。

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