2014年に創業30周年を迎えたリネオソリューションズ。「第17回 組込みシステム開発技術展(ESEC2014)」では、IoTを成立させる要素として欠かせない各種組み込みソリューションを展示する。
2014年5月14〜16日の3日間、組み込みシステム開発に必要なハードウェア/ソフトウェア/コンポーネントや開発環境が一堂に集結する「第17回 組込みシステム開発技術展(以下、ESEC2014)」が開催される。
ESEC2014の開催に先立ち、組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ESEC2014の特設ページを開設。来場予定者に向け、注目企業の見どころ情報を事前にお届けする。会期中・会期後も速報やリポート記事を掲載していく予定だ。
今回は、2014年に創業30周年を迎えたリネオソリューションズの展示内容を紹介する。
長野県に拠点を置く同社は1984年の創業以来、組み込みソフトウェア開発を中心に取り扱ってきた。“組み込みLinux”の分野では、国内外問わず業界の先駆的存在として知られている。
そんな同社のESEC2014のテーマは、「リネオの組み込みLinuxソリューションはIoTを支援」。IoTとは、モノのインターネット(Internet of Things)を示し、PCや複合機などの各種通信機器と同様に、さまざまなモノがインターネットと接続される技術である。
そんなIoTを成立させる要素として、従来以上に重要性が高まっているのが組み込みシステムだ。安定して動作する信頼性の高い組み込みLinuxシステム、そしてそれを容易に迅速に実装可能とする開発ツール、製品価値を高めるソフトウェアが求められている。
リネオソリューションズでは、ESEC会期中に超高速起動ソリューション「Warp!!」を始め、開発環境やツールの最新デモ展示、プレゼンテーションを予定している。
その他、提携パートナーである台湾NewSoft Technologyと進めている「LiNeOS(Lineo Newsoft One-stop Solution)」の最新事例も紹介。ハードウェア開発からソフトウェアの搭載までをワンステップで利用できるLiNeOSを、展示ブースでより深く理解できる内容となっている。
三菱電機のC言語コントローラに対応した開発環境については、三菱電機ブース(西5-10)でもデモ展示を予定している。
近年、組み込み開発の分野がコンシューマ系製品のみならず、他の分野へも広がりをみせている。特にFAや車載システム関連では、仕様や求められる信頼性が増している。リネオソリューションズでは「こうした市場背景を踏まえ、サービス内容の深化に注力している。ESEC2014ではその中核をなす話題の一部を展示する予定だ。ぜひ来場し、最新技術をご覧いただきたい」としている。
会期 | 2014年5月14日(水)〜16日(金) |
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時間 | 10:00〜18:00(16日(金)のみ17:00に終了) |
会場 | 東京ビッグサイト |
リネオソリューションズ・ブースNo. | 西5-11 |
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