組み込みLinuxに関する高い専門性を武器に、開発環境からソフトウェア、関連技術・サービスまでを幅広く手掛けるリネオソリューションズ。「第16回 組込みシステム開発技術展(ESEC2013)」では、製品開発でディープな技術課題に直面する企業/開発者に、さらに進化したソリューションを見せる。
2013年5月8〜10日の3日間、組み込みシステム開発に必要なハードウェア/ソフトウェア/コンポーネントから開発環境までが一堂に集結する「第16回 組込みシステム開発技術展(以下、ESEC2013)」が開催される。
ESEC2013の開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ESEC2013の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい。
今回紹介するのは、組み込みLinuxに関する高い専門性を武器に、開発環境からソフトウェア、関連技術・サービスまでを幅広く手掛けるリネオソリューションズ(以下、リネオ)の出展内容だ。ESEC2013の来場前の情報収集に役立てていただきたい。
これまで、「製品から開発支援まで、リネオはLinux搭載を後押し」というキー・メッセージを発信してきたリネオ。今回のESEC2013では、これをさらに進化させた「これりな」を展示テーマに掲げる。
「これりな」というキーワードには、「これからはLinuxを」という開発者と「これからもLinuxを」という開発者を支援するソリューションを提供していこう! という意味・思いが込められている。近年、Linuxの普及が進み、他のOSからの移行や、これまでOSレスだった製品へのOS搭載が増えており、Linuxを製品に搭載したい、搭載しようとしている企業や開発者に向けて、同社は「これりな」を強くアピールしていきたい考えだ。
ESEC2013のリネオ・ブースは、2012年にサービスを開始した「LiNeOS(Lineo Newsoft One-stop Solution)」の提携パートナーである台湾NewSoft Technologyとの共同出展となる。Linuxシステムをベースとして、ハードウェア開発からソフトウェアの搭載までワンステップで利用できるLiNeOSを、さらに深く理解できるデモを予定しているという。
その他にも、高い評価を得ている超高速起動ソリューション「Warp!!」もさらに進化した姿を見せる。また、定評のある開発環境「Lineo uLinux ELITE」「Mimer SQL Embedded」「SmartU2」は、ESEC2013と同時開催の「ソフトウェア開発環境展(SODEC)」の三菱電機・ブースにおいて、三菱電機のC言語コントローラに対応したソリューションとして展示されるとのことだ。
「最近、製品開発に際し、“ディープな課題”に直面する顧客が増えている」と指摘するリネオ。こうした課題に対してリネオは、開発環境であり、システムの振る舞いを見える化するツール「Vzet」や、エンジニアリングサービス、多様なサポートメニューなどの顧客ニーズ/環境に最適な製品やサービスを提供し、製品開発を支援する。
リネオは、ESEC2013における同社ブースを、組み込み製品開発に携わる多くの方々と、専門的・具体的な話ができる“場”と捉えている。同社担当者は「リネオは新たな取り組みとして『これりな』、つまり『これからLinuxを』という方、『これからもLinuxを』という方にとって、より使いやすい製品を提供するとともに、サービスを強化してきました。『LiNeOS』はそのシンボルでもあり、その実績についても来場者の皆さんにご覧いただければと思っています」と話す。
会期 | 2013年5月8日(水)〜10日(金) |
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時間 | 10:00〜18:00(10日(金)のみ17:00に終了) |
会場 | 東京ビッグサイト |
リネオソリューションズ・ブースNo. | 西 5-19 |
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