例えば、重量バランスなどを考慮していない3Dモデルをそのまま出力すると、机などに置いたときに倒れてしまうが、Microsoft Research Asiaが研究を進めている手法を適用すると、造形物の形状から重心位置を計算し、バランスと強度が保たれるようメッシュ構造にして最適化した状態で3Dモデルを出力できるという。
画像12、画像13 Microsoft Research Asiaが研究を進めている手法を適用すると、バランスや強度が保たれた状態で3Dモデルを出力できる ※画像クリックで拡大表示
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ジェスチャーしながらバルーンアートのようにアバターを作成
さらに、モーションセンサーデバイス「Kinect for Windows」を活用した研究事例として、Kinectと手作りのセンサーデバイスを組み合わせて、ジェスチャーをしながらアバターを作るソリューション「BodyAvatar」を紹介。腕を動かすと、大道芸のバルーンアートのようにアバターを描くことができ、着色などもジェスチャー操作でそのまま行える。
マイクロソフトがUIの進化を語る、NUIの発展を牽引するKinectとMSRの研究事例
マイクロソフトのモーションセンサーデバイス「Kinect for Windows センサー」が発売されてから間もなく1年がたとうとしている。発売当初から、次世代のユーザーインタフェース「NUI」を手軽に実現できるデバイスとして注目を集め、既に多くの開発プロジェクトが始動している。本稿では、日本マイクロソフトが披露したKinect for Windows センサーを活用した事例およびMicrosoft Researchによる最新の研究成果を紹介する。
Intel、次世代UI技術「RealSense」を正式発表――3D Systemsと協業し3Dスキャン技術の提供も
米Intelは「2014 International CES」のプレス発表会において、ジェスチャー、音声認識、顔認識などを実現する「Intel RealSense」を発表。その第1弾製品として、Ultrabookなどへの組み込みを前提としたモーションセンサーモジュール「Intel RealSense 3Dカメラ」を披露し、2014年度下期以降、PCメーカー各社から搭載製品がリリース予定であることを明らかにした。