パナソニック デバイスSUNX、高出力・3D制御のレーザーマーカー新製品を発売FAニュース

レーザー出力40Wに向上し、レーザー光の焦点をZ軸方向に制御できる機能を搭載。安全面に配慮し、レーザー電源を確実に停止させられるよう設計した。

» 2013年09月03日 17時30分 公開
[MONOist]
パナソニック デバイスSUNX

 パナソニック デバイスSUNXは2013年9月2日、生産性と安全性を両立させた「3D制御FAYb レーザーマーカーLP-Mシリーズ」を発売した。

 レーザー出力を40Wに向上した機種をそろえ、より深く、よりシャープなマーキングを可能にした。印字速度も高速化。切断・穴あけなどのレーザー加工にも利用できる。


3DファイバレーザーマーカーLP-Mシリーズ 3D制御FAYb レーザーマーカーLP-Mシリーズ

 また、斜面・曲面・段差があってもゆがみなく印字できるよう、レーザー光の焦点をZ軸方向に制御できる機能を搭載。高低差のあるワーク(搬送・組み立ての対象物)でも、均一な太さで印字できるようにした。

 さらに、安全面に配慮し、インターロック回路を2重化し、セーフティーリレーを採用。レーザー電源を確実に停止させられるようにした。「LP-M205-S」「LP-M505-S」のSタイプ2機種には、レーザー遮断機構を導入して耐久性を改善。レーザー遮断確認用の2出力を監視することで安全回路の構築もできる。

深彫りサンプル(イメージ) 深彫りサンプル(イメージ)

レーザー光の焦点をZ軸方向に制御できるため、高低差のあるワークにも印字可能 レーザー光の焦点をZ軸方向に制御できるため、高低差のあるワークにも印字可能

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