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骨粗しょう症診療向け小型X線骨密度測定装置を発売、狭スペースに対応医療機器ニュース

GEヘルスケア・ジャパンは、骨粗しょう症診療向けの小型X線骨密度測定装置 「Chorale」を発売した。奥行きを約30cm短くしたことで、より狭いスペースでも設置・運用できる。

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 GEヘルスケア・ジャパンは2016年5月12日、骨粗しょう症診療向けの小型X線骨密度測定装置 「Chorale(コラール)」を発売した。

 今回発売されたChoraleは、従来の小型のX線骨密度測定装置(DXA)「PRODIGY-C」に比べて奥行きを約30cm短くし、より狭いスペースでも設置・運用できる。これにより、これまで設置が困難だった整形外科クリニックや内科系クリニックでも使用でき、骨粗しょう症患者の広範なケアが期待されるという。

 また、骨粗しょう症診断のスタンダードとされる、腰椎/大腿骨の骨密度測定では、同社上位機種と同等の精度を維持した。標準モードにおける腰椎・大腿骨近位部の測定時の入射線量は21μGyで、同社の通常の胸部一般レントゲンの約1/10相当となる。低被ばくにしたことで、患者の負担も軽減できる。

 さらに、ポジションを変更せずに、腰椎・大腿骨の一連の検査ができる「OneScan」機能も搭載。一般的なX線骨密度測定では、腰椎位置決め/腰椎測定/大腿骨位置決め/大腿骨測定/腰椎解析/大腿骨解析の6ステップを踏むが、腰椎・大腿骨の一括ポジショニング/腰椎・大腿骨の一括測定/自動一括解析という3ステップで一連の検査を可能にした。腰椎正面と大腿骨の測定時間は、標準モードでそれぞれ約1分で、検査時間を短縮し、検査枠の増加なども可能になるとしている。

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