肌の色とメラニン量などを評価できる肌解析ソフトウェア医療機器ニュース

コニカミノルタは、肌解析ソフトウェア「CM-SA2」を発表した。同社の分光測色計と組み合わせることで、肌の色とメラニン、ヘモグロビン量などを測定し、肌の色の指標となるITAも表示できる。

» 2025年02月04日 15時00分 公開
[MONOist]

 コニカミノルタは2025年1月23日、肌解析ソフトウェア「CM-SA2」を発表した。同社の分光測色計と組み合わせることで、肌の色とメラニン、ヘモグロビン量などを測定し、肌の色の指標となるIndividual Typology Angle(ITA)も表示できる。

キャプション 「CM-SA2」の使用イメージ[クリックで拡大] 出所:コニカミノルタ

 CM-SA2は、国内外の化粧品メーカーや研究機関で使用されている「CM-SA」の後継ソフトウェアだ。正確な肌の色を測定するとともに、メラニンやヘモグロビンの量を数値化して表示する。新機能として、肌の色を7段階に分類するITAの表示を追加した。

キャプション 解析表示例 出所:コニカミノルタ

 同社のポータブル分光測色計「CM-17d」を使用することで、電子ビューファインダーによる位置合わせに対応し、ほくろを避けた測定など、データの精度を高めることができる。測定箇所の画像保存も可能だ。

キャプション 分光測色計「CM-17d」の外観 出所:コニカミノルタ

 表示言語は、日本語、英語に加えて、新たに中国語と韓国語を追加した。動作環境は、Windows 10 Pro 64 bit バージョン1903以上、Windows 11 Proに対応。Hue-ValueグラフやHb Index-Melanin Indexグラフ、ITA°グラフ、2軸グラフ表示ができる。

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