テルモは、脳動脈瘤治療に用いる袋状の塞栓デバイス「Woven EndoBridge 17」を国内で発売した。従来品よりも細い外径のマイクロカテーテルに対応したことで、病変部への到達性や操作性の向上が期待される。
テルモは2026年5月13日、脳動脈瘤治療に用いる袋状の塞栓デバイス「Woven EndoBridge(W-EB) 17」を国内で発売した。従来品よりもサイズを拡充し、これまで対応が限定的だった軸偏位瘤、底浅瘤、小型瘤にも安全な治療提供が可能となった。
W-EBシリーズは、血管の分岐部に生じるワイドネック型脳動脈瘤の内部に留置し、血流を遮断する治療デバイスだ。新たに発売するW-EB 17は、従来モデルの「W-EB21」よりも細い外径のマイクロカテーテルに対応したことで、病変部への到達性や操作性の向上が期待される。
脳動脈瘤は、血圧や遺伝的要因で弾力を失った脳血管の一部が瘤となり膨らむ病態で、破裂するとくも膜下出血を引き起こす。治療法は、瘤の入り口付近を外側からクリップで挟み血流を遮断する開頭手術と、足の付け根や手首などの血管からカテーテルを挿入して医療機器を患部に留置し血液の流入を抑制する血管内治療の大きく2種類に分けられる。
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