共和電業は、195℃対応の引張圧縮両用小型高温ロードセル「LUXT-A」を発売した。小型化、軽量化するとともに、195℃の高温環境下での計測に対応し、車載バッテリーの安全性評価試験など幅広く利用できる。
共和電業は2023年5月24日、195℃対応の引張圧縮両用小型高温ロードセル「LUXT-A」を発売した。「LUXT-A-500N」「LUXT-A-1KN」「LUXT-A-2KN」の3モデルをラインアップし、価格は22万円(税別)だ。
高温域の対応範囲を従来製品の150℃から195℃に拡大し、高温環境下での計測が可能。サイズは直径28×高さ34mm、質量は約80gとなっており、大幅に小型化かつ軽量化したデザインになっている。
引っ張りと圧縮の2方向の力を計測でき、電気自動車用車載バッテリーの安全性評価試験や新素材の材料試験など、幅広い試験や計測に利用できる。定格容量は、LUXT-A-500Nが±500N、LUXT-A-1KNが±1kN、LUXT-A-2KNが±2kNだ。
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