不二越は、CNC自動旋盤用工具「LA」シリーズのラインアップを拡充した。小径のショート溝長タイプやバリレスタイプ、振動を抑える機能で寿命を延ばしたミル製品などを展開する。
不二越は2025年11月21日、CNC自動旋盤用工具「LA」シリーズのラインアップ拡充を発表した。同年7月に市場投入した「LAアクアREVOドリル」をベースにラインアップを拡充することで、自動旋盤ユーザーのさらなる要望に応える。
今回追加したのは、「LAアクアREVOドリル ショート」2種(各26寸法)、「LAアクアREVOドリル バリレス ショート」2種(各11寸法)、「LAアクアREVOミル」2種(各6寸法)の計6種だ。
LAアクアREVOドリル ショート20、30は、小径(径0.5〜3.0mm)に特化したショート溝長タイプ。従来品の優れた加工性能を維持しつつ、CNC自動旋盤の突き出し長さに合わせて全長を統一した。狭い取り付けスペースでも効率的に作業できる。代表寸法品(径3.0mm、基準突き出し長さ20mm、全長50mm)の価格は6730円だ(税別。以下同)。
LAアクアREVOドリル バリレス ショート20、30は、貫通穴の出口側のバリを抑えるバリレス性能を持つ。ドリル ショートと同様に小径(径2.0〜3.0mm)向けに追加された。中空シャフトのクロス穴のように、バリ取りが特に難しい加工において卓越したバリレス性能を発揮する。代表寸法品(径3.0mm、基準突き出し長さ20mm、全長50mm)の価格は7560円となっている。
エンドミル製品のLAアクアREVOミル 2枚刃、4枚刃(径3.0〜10.0mm)は、従来品の「アクアREVOミル」と同様に、不等分割、不等リードによる防振機能を備える。また、切れ刃の外周に設けた微小逃げ面により、加工面のビビリを抑える。刃長を1DC以下とすることで剛性を高め、振動による工具損傷を抑制。これにより工具寿命を延ばしている。代表寸法品(2枚刃、径6.0mm、基準突き出し長さ20mm、全長50mm)の価格は4210円だ。
同社は、CNC自動旋盤用に最適な工具を提案し、ユーザーの作業効率の改善、生産性向上に貢献する。LAアクアREVOシリーズ全体で、初年度に年間1億円、3年後に年間3億円の販売目標を掲げている。
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