現在、生成AIを使ったソリューションがさまざまな設備に導入されている。ベッコフオートメーションは、生成AIを活用したチャットベースの対話型AIツール「TwinCAT CoAgent for Operations」を、「2025国際ロボット展(iREX2025)」で紹介した。
人手不足や技能継承の課題解決に向けて、現在、生成AI(人工知能)を使ったさまざまなソリューションが開発されている。ベッコフオートメーション(以下、ベッコフ)も、生成AIを活用したチャットベースの対話型AIツール「TwinCAT CoAgent for Operations」を、「2025国際ロボット展(iREX2025)」(2025年12月3〜6日、東京ビッグサイト)において紹介した。
ベッコフはこれまで、「TwinCAT CoAgent for Engineering」でPLC(プログラマブルロジックコントローラー)のプログラミング支援や最適化、ドキュメント検索、レポート作成などエンジニアリング業務を支援してきた。それに対して、TwinCAT CoAgent for Operationsは、稼働中の機械操作やサービス業務を支援する。
プロセス値、ログファイル、KPIを継続的に監視し、異常の兆候を検出すると、サービス担当者と対話しながら問題解決を支援する。また、アラーム通知時は、仮説の立案、根拠に基づく診断、手順を追っての対策提案までAIがサポートする。
自動レポート生成機能も備えており、根本原因の分析や、影響範囲、是正措置を含むサービスレポートに加え、KPIやトレンドをまとめた運転シフトごとのレポートを自動的に作成可能という。
TwinCAT CoAgentは、MCPサーバ(Model Context Protocol)に対応したオープンアーキテクチャを採用している。MCPサーバは、大規模言語モデル(LLM)と、外部のシステムやデータソースを接続するために設計されたオープンプロトコルだ。2025国際ロボット展の会場では、マイクを通して人の自然言語の指示を理解し、デモ機の状態を調べたり、モータを動かしたりした他、“シークレットモード”として返答する際の語尾を変えたりするデモを行った。
リニア搬送が進化、同一ワークで異なるピッチの間欠運動や垂直動作も
日立がロボットSIerの実力を全開、産業向け「HMAX」第1弾も組み合わせ
Linux版「TwinCAT」登場へ、半導体製造やロボット業界などの採用拡大狙うベッコフ
もっと自由なCNCへ〜第3期後編 PCベースCNCの登場
スマートファクトリーとAI、ChatGPT-4oの衝撃と可能性Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Factory Automationの記事ランキング
コーナーリンク