シーメットは、産業用SLA光造形装置「CSLA-9000」の販売を開始した。ワークサイズ900×700×400mmに対応し、1000mm超の大型、長尺モデルの一体造形ができるため、接着などの後工程が不要となっている。
シーメットは2023年4月3日、産業用SLA光造形装置「CSLA-9000」の販売を開始したと発表した。900×700×400mmの大型ワークサイズに対応する。
CSLA-9000は、新たに開発したモデル内に泡を混入させない方式と、従来比14倍となる高分解能スキャナーを採用。1000mm超の大型、長尺モデルが一体造形できるため、接着などの後工程が不要となっている。
搭載レーザーは、半導体励起個体レーザー1000mW、100KHz。有効開口は、モデル取り出し性を重視して広く取り、作業性が良いオーバスライド扉を採用している。装置外寸は1340×1800×2250mm(突起物を除く)、樹脂を含まない装置重量は約1250kg。ソフトウェアはC-Siriusを使用している。
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