約4割の社会人が「大学や大学院に興味あり」、支援制度がある企業は約6%キャリアニュース(2/2 ページ)

» 2022年05月26日 09時30分 公開
[MONOist]
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進学後の変化や進学支援制度の有無も調査

 社会人向けの大学、大学院に進学中か進学歴がある「経験層」に「進学後の変化」を尋ねると、65.1%が「ポジティブな変化があった」と回答。ポジティブな変化の内容のトップ3は、「視野が広がった」(50.0%)、「専門性が深くなった」(46.8%)、「自信が持てるようになった」(37.2%)となっている。

キャプション 進学後の変化、ポジティブな変化の内容 出所:リクルート

 「経験層」の「年収の変化」については、「増えた」が23.4%、「減った」が14.6%、「変化はなかった」が62.0%。増えた額の年間平均額は「85万円」だった。年代別に見ると、「増えた」は20代で多く、特に男性20代は44.1%が「増えた」と回答している。

キャプション 年収の変化 出所:リクルート

 次に、所属する企業に進学支援制度があるか尋ねたところ、「ある」と回答したのは5.6%だった。「ない」が46.5%を占めている。

キャプション 所属する企業の進学支援制度の有無 出所:リクルート

 経営者、ミドルマネジメント層向けに「従業員の学習支援制度の有無」を尋ねた結果でも、「大学、大学院での学位取得を支援する制度(がある)」は5.8%にとどまっている。一方、「(何らかの)支援制度あり」は73.2%だった。支援内容のトップ3は「資格取得の支援制度」(46.3%)、「社内の研修、セミナー制度(社内メンバーが講師)」と「社内の研修、セミナー制度(外部講師によるもの)」が同率(42.6%)となっている。

キャプション 従業員の学習支援制度の有無 出所:リクルート
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