ベトナム、それは私にとって何かを引き起こす国FAメルマガ 編集後記

何事も確認が大事です。

» 2025年01月21日 12時00分 公開
[長沢正博MONOist]

 この記事は、2025年1月21日発行の「FA メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

 ベトナムのホーチミンへの出張を前にした空港でこのコラムを書き始めています。

 この欄では何度か、私が以前、10年ほどタイで暮らしていたことに触れてきました。

 その頃、個人的にサッカーのタイ代表に注目していたこともあり、サッカー観戦でタイの近隣国には何度か足を運びました。

 今なお混乱が続くミャンマーには2度。1度目は首都ネピドーで開催された東南アジア版オリンピックともいわれるSEA Games(東南アジア競技大会)男子サッカー決勝、タイ対インドネシアを見に行き、2度目はヤンゴンで行われた東南アジアサッカー選手権、スポンサー名を冠して通称スズキカップ(Suzuki Cup)と呼ばれていた大会の準決勝ミャンマー対タイの試合を見に行きました。お互いの国で試合をする、いわゆるホーム&アウェイ形式で行われました。

 2度目は特に印象に残っていて、中年層が目立つタイのサポーターと比べると、ミャンマーのサポーターの若さが際立っていて、満員になったスタジアムで若者たちの腹の底から歌うような国歌を聞いたときはその雰囲気に感激しました。

 それはともかく、ベトナムにも一度だけ訪れたことがありました。サッカーのロシアワールドカップアジア2次予選、ベトナム対タイの試合を観戦するため、首都のハノイに行きました。

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