楽天リサーチが20代から60代の男女1000人を対象にした調査結果を発表。日本の産業の現在と将来について、日本人はどう考えているのかを伝えている。
日本で最も誇れる産業は「製造業」。そして製造業には、今後も日本で力を入れていくべきだ――。そのように考える人が多いことが、楽天リサーチが2014年12月に発表した「日本人が意識する日本」についてのアンケート調査で明らかになった。
同調査ではまず、「現状、日本で最も誇れる産業」について質問。「製造業」と答えた人が36.0%で最も多く、続いて「サービス業」(15.8%)、「医療」(10.7%)となった。
続いて「今後、日本で最も力を入れていくべき産業」について聞いたところ、トップの「農林水産業」(26.4%)に続いて「製造業」(17.9%)が2位に。3位以下は「福祉」(16.1%)、「医療」(11.6%)、「IT」(6.6%)となっている。
年代・性別で見ると、「最も力を入れていくべき産業」として製造業を挙げた人は60代男性に多く27.0%。20〜30代の男性に着目しても、「農林水産業」が1位に挙がってものの、20代・30代共に「製造業」との差は2ポイントしかなく、製造業への期待が高いことが分かる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.