高精細描画で高速量産可能なICパッケージ基板向け次世代パターン用直接描画装置 : FAニュース
SCREENホールディングスは、ICパッケージ基板向けに、次世代パターン用直接描画装置「LeVina」を開発した。ラインアンドスペース5μmの解像度で、1時間あたり100枚の高速量産に対応する。
SCREENホールディングスは2022年1月13日、ICパッケージ基板向けに、次世代パターン用直接描画装置「LeVina(レビーナ)」を開発したと発表した。同年4月から販売する。
LeVinaは、ICパッケージ基板向け直接描画装置「Ledia」シリーズに、独自開発のGLV光学エンジンを搭載した描画ヘッド、同社が誇る光学システムを用いたレーザー制御技術を融合している。
次世代パターン用直接描画装置「LeVina」 出所:SCREENホールディングス
LeVinaの解像度は、世界最高水準となる5μm。毎秒480mmで移動する高速ステージとスキャンアライメント機能を備えており、ラインアンドスペース5μmの解像度で、1時間に100枚と高速での量産が可能だ。
ICパッケージ基板技術の高性能化が進むにつれて、より微細なパターン形成のニーズが高まっている。そのため、ICパッケージ基板業界では、高精細な描画が可能で、かつ生産性に優れる直接描画装置が求められている。
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法政大学イノベーション・マネジメント研究センターのシンポジウム「海外のジャイアントに学ぶビジネス・エコシステム」では、日本における電子半導体産業の未来を考えるシンポジウム「海外のジャイアントに学ぶビジネス・エコシステム」を開催。半導体露光機業界で日系企業がオランダのASMLに敗れた背景や理由について解説した。
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「SEMICON Japan 2016」のIoTイノベーションフォーラムで登壇した東京エレクトロン執行役員の西垣寿彦氏は、半導体製造における“ちり”の管理と、IoTを使った生産性向上の取り組みについて紹介した。
72台の装置を半日で稼働、日本発「ミニマルファブ」が変える革新型モノづくり
産総研コンソーシアム ファブシステム研究会などは「SEMICON Japan 2016」で、「ミニマルファブの開発成果を発表。同研究会などが推進するミニマル生産方式による製造装置「ミニマルシリーズ」72台を設置し、半導体製造工程のほとんどをカバーできるようになった成果をアピールした。
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